事業・施設概要
| 都道府県 | 宮城県 | 経営主体 | 美里町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 24,604人 |
| 現在給水人口 | 24,576人 | 給水区域面積 | 7,336ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は105.54%、累積欠損金比率は0%、料金回収率は102.14%であり、平成28年度と比べ上昇している。一部事業の見送りにより支出が削減されたことが要因であり、今後事業を実施した年度の数値の悪化が懸念される。なお、給水原価は類似団体より99.6円高い状況であり、給水原価を低く抑えるよう、更なる経費の節減が必要である。流動比率が類似団体より低いのは、流動資産が減少し、企業債償還金等の流動負債が増えていることが原因と考えられる。企業債残高給水収益比率が類似団体より158.77ポイント高いのは類似団体より企業債残高が多いことが原因と考えられる。今後、企業債の借入額と償還額のバランスをとることで、企業債残高給水収益比率が減少傾向で推移するものと考える。施設利用率は類似団体より7.26ポイント低い水準である。漏水調査の実施及び給水人口の減少により有収率が向上し、配水量が減少したことが要因と考えられる。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率が類似団体と比較して低いのは、浄水場の建設や南郷地域の石綿セメント管の更新が完了したため、所有する資産が比較的新しくなったためと考えられる。しかしながら、管路経年化率が類似団体に比べ高いのは、小牛田地域の石綿セメント管の更新がまだ終了していないためと考えられる。管路更新率は類型団体を下回っている。更新を行う路線の復旧要件等の地理的条件により事業費が嵩み、老朽管の更新延長が伸び悩んでいる状況にある。
全体総括
老朽管の更新を早急に進めたいが、財源となる料金収入が給水人口減少や節水機器の普及により伸び悩んでいる。そのため、企業債により老朽管の更新を進めているが、今後も企業債償還額が増加傾向で推移する予定であり、経営を圧迫している状況である。水道料金については、平成25年度と平成26年度に料金改定を行ったことで、経常収支比率や料金回収率は増加傾向ではあるものの、老朽管更新や企業債償還の経費を賄うほどの水準には至っていない。今後については、安定経営が持続可能な料金水準の設定、更なる経費節減を行うため資産のダウンサイジングの検討を行う必要がある。
経営状況
収支構造
総額6.9億円
総額6.6億円