経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は92.07%と100%未満で、単年度収支は赤字となっている為、経営改善に向けた取り組みが必要である。④企業債残高対事業規模比率については、類似団体平均値より企業債残高で小額であるが、今後は施設等の更新時期を向かえる為増える見込みである。修正(誤:0.00⇒正:217.55)⑤経費回収率は55.97%となっており、類似団体平均値より高いが適正な使用料収入の確保及び汚水処理費の削減が必要である。⑥汚水処理原価は、類似団体に比べ効率的な汚水処理が実施されている。⑦施設利用率は、類似団体と比較しても高く適切な施設規模である。⑧水洗化率は、100%となっており、汚水処理が適切に行われている。
老朽化の状況について
③管渠改善率は、更新時期をむかえていないこともあり、0%で推移しているため類似団体平均値より低くなっている。今後の更新・改築にむけて財源の確保が必要である。
全体総括
今後の汚水処理施設・管渠等の更新や改築の時期に向けて、経営の健全性・効率性について経営戦略・事業計画等の見直し・作成が必要である。また、料金回収率を上げるべく徴収方法の改善にも取り組み財源の確保を行う。