経営の健全性・効率性について
①平成28年度は整備推進中のため、依存財源99.17%(572,524,000円)、自主財源0.83%(4,781,640)で費用(562,076,718円)を賄っています。④企業債借入は無しです。⑤経費回収率は15.12%と類似団体に比して良好であります。これは従事職員(2名)の人件費が汚水処理費に含まれず、他会計で予算化されたためです。⑥前年度は、汚水処理原価は人件費(2名)が汚水処理費に含まれておらず、経費が抑えられたため類似団体より低くなっていたが、平成28年度は人件費(2名)を含めたため、汚水処理原価が高くなっている。⑦施設利用率は供用開始の平成27度から下水道接続工事が進んでおらず、未だ接続率が低いことから処理水量が少なく類似団体に比較し、大幅に低くなっています。⑧水洗化率は事業開始直後のため接続率が低く、類似団体に比較しても大幅に低くなっています。
老朽化の状況について
③平成18年度から施設整備(屋嘉地区)を開始し、平成24年度に供用開始している。管渠改善率(0.26%)については修繕ではなく、新築に伴う更新延長であり、現在老朽化による管渠の修繕はないものと考える。
全体総括
本町は、昨年度から供用開始したが、現在も延長新設中でありながら、接続率の向上にも努めています。しかし、接続工事費の負担等が要因となり接続率が伸びなく、処理水量にも影響しています。このことから、接続推進のための住民周知や接続工事費の補助金活用を積極的に行ってまいります。