宮崎県:工業用水道事業

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

経常収支比率・比率は前年度より減少したが、100%以上であり、引き続き健全な状態である。・主な減少要因は、給水量の減により経常収益が減少したことや、修繕費等の増により経常費用が増加したことである。流動比率・比率は100%以上であり、引き続き健全な状態である。企業債残高対給水収益比率・比率は前年度より減少しており、類似団体平均値と比較して低くなっている。・主な減少要因は、償還に伴う企業債残高の減少である。料金回収率・回収率は前年度より減少し、100%を下回った。・主な減少要因は、経常費用の増により給水原価が増加したことである。施設利用率及び契約率・いずれも類似団体平均値と比較して高くなっている。・今後も効率的な給水に努め、ユーザーからの給水量の増量要望などに円滑に対応したい。

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率及び管路経年化率・償却率は固定資産の更新を行ったことで前年度より減少しており、類似団体平均値と比較して低くなっている。・経年化率は直近の5年間は一定であり、類似団体平均値と比較して低くなっている。・現在策定中のアセットマネジメント計画に基づいて、計画的な設備の更新等を行っていく。

全体総括

経常費用が増加したことなどにより、前年度より悪化した指標があるものの、経営状況は引き続き良好である。今後、建設後相当の年数を経過した設備もあるため、設備の状況を的確に把握しながら更新等を行っていく必要がある。令和2年3月に策定した経営戦略である「宮崎県企業局経営ビジョン」に基づく企業経営を着実に実行し、引き続き、健全経営を維持しながら、本県の産業経済の振興と住民福祉の増進を図っていく。

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