宮崎県:工業用水道事業

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2018年度)

経営の健全性・効率性について

経常収支比率・比率は前年度より増加しており、引き続き健全経営を維持している。・主な増加要因は、日向市への臨時的な給水や有価証券売却益が生じたことで、収益が増加したことである。流動比率・比率は前年度より減少したが、100%以上であり、引き続き健全な状態である。・主な減少要因は、建設改良費と委託費の未払金が生じたことにより、流動負債が増加したことである。企業債残高対給水収益比率・比率は前年度より減少しており、全国平均と比較しても低くなっている。・主な減少要因は、償還に伴う企業債残高の減少である。料金回収率・回収率は前年度より増加しており、100%以上である。・主な増加要因は、年間総有収水量の増により給水原価が減少したことである。施設利用率及び契約率・いずれも給水量の増により増加しており、全国平均と比較して高くなっている。・今後も効率的な給水に努め、ユーザーからの給水量の増量要望などに円滑に対応したい。

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率及び管路経年化率・償却率は増加傾向にあり、全国平均と比較して同程度である。・経年化率は直近の5年間は一定であり、全国平均と比較して低くなっている。・策定予定のアセットマネジメント計画に基づいて、計画的な設備の更新等を行っていく。

全体総括

「経営の健全性・効率性」については、前年度より給水量が増加したため、各指標は概ね良化しており、良好な経営状況である。「老朽化の状況」については、当事業の設備は建設後相当の年数を経過したものもあるため、設備の状況を的確に把握しながら更新等を行っていく必要がある。引き続き、計画的な設備の更新等とその財源の確保に努めながら健全経営を維持し、本県の産業経済の振興と住民福祉の増進を図っていく。

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