経営の健全性・効率性について
収益的収支比率に関しては、平成28年度より100%前後で推移しているが、経費回収率をみると一般会計繰入金に依存している。事業規模が小さいため企業債残高対事業規模比率は全国平均よりは毎年大きくなってしまう。水洗化率に関しては、100%であり汚水処理原価も低く抑えられている。
老朽化の状況について
処理場の規模が小規模であり、設備機器点数も少数ではあるが、修繕を行う場合は単年に集中しないように計画を立てて修繕を行っている。
全体総括
供用開始20年以上経過しているため、処理施設の計装盤等の電気機器の大規模改修を行う時期に来ているため、単年に多額の負担にならないよう計画的に修繕をするように努める。また、使用料に関しては加入が100%であり今後加入は見込めないため、料金改定を視野に入れ経営に努めていきたい。