経営の健全性・効率性について
収支については、設置基数の増加に伴う地方債の増加により、地方債償還金も多くなっている為、赤字となっている。経費回収率及び汚水処理原価、類似団体及び全国平均を上回っており、経費を使用料で賄えている状況にあるが、今後老朽化に伴う修繕費が増えることが予想される為、現在の使用料金設定では賄えなくなることが予想される。水洗化率については、PFI方式の採用並びに町独自の積極策である分担金免除により、増加している。
老朽化の状況について
平成26年現在で事業開始から8年目である為、老朽化による修繕はないが、今後老朽化に伴う修繕費が増えることが予想される。
全体総括
老朽化に伴う修繕費の増加を見込んだ使用料金の設定が必要である。しかし、下水道・農業集落排水の使用料金との格差を生むことはできない為、下水道・農業集落排水の経営状況も考慮しながら、効率的な汚水処理事業を展開していきたい。