経営の健全性・効率性について
◆経費回収率については、10%~20%の間を推移しており、使用料により経費を回収できておらず、経費について一般会計繰入金等に財源を依存している部分が大きい。◆汚水処理原価は、26年度会計制度改正により類似団体を大幅に上回ることとなっており、効率化の方策を検討する必要がある。◆流動負債に1年内償還予定企業債が表示されるようになり、流動比率が100%を下回っているため、短期的な資金繰りに留意する。◆水洗化率は高い水準となっているが、必要投資額を含めて適切な水洗化率目標を検討する必要がある。
老朽化の状況について
全体として、設備の老朽化を示唆する指標はないが、引き続個々の資産の老朽化については、適切に点検整備・更新を行っていく。
全体総括
経費の回収について、十分な使用料収入を得られないため、一般会計からの繰入等に財源を依存していることが大きな課題となっている。