経営の健全性・効率性について
1.収益的収支比率総収益に対し総費用は少ないものの、過去の建設改良費に係る地方債償還金が原因となり100%未満となっている。2.経費回収率長引く不況、少子高齢化の進行に伴う人口、世帯数の減少、高額な改造資金の調達方法等の原因による加入率の伸び悩みが課題となっている。3.汚水処理原価上記理由により、類似団体より高くなっている。4.施設利用率上記理由により、類似団体より低くなっている。5.水洗化率上記理由により、類似団体より低くなっている。
老朽化の状況について
管渠の耐用年数50年に対し供用開始から14年経過している。現在、特に支障となる箇所は発見されていないが、定期的な管渠の清掃、カメラ調査等を実施し老朽化状況を把握しながら施設の更新計画を策定する。
全体総括
積極的な加入促進等PR活動による使用料確保、更なる経費節減等に努め、一般会計基準外繰入金の軽減を図るものである。