経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は100%を上回っているが、経費回収率が100%を下回っており、不足分を他の会計によって補っている。供用開始して3年目であるため、接続率が低い面も見られるが、水洗化率の伸びも緩やかであることから、加入促進を行い水洗化率の向上に努める必要がある。
老朽化の状況について
管渠を布設して10年未満及び施設の建設から4年であるため、災害や事故等での緊急性がある場合以外では、管渠においては標準対応年数まで更新は行わない。施設に関しては、施設使用開始10年後を目処に長寿命化計画等の策定を目処に計画を立てる。
全体総括
将来の老朽化対策に備えた長寿命化等の計画の策定を行うと共に、水洗化率を向上させるための促進を行う必要がある。また、新たに管渠を整備することによるって費用対効果が見込まれるか等の検討を行い、その結果如何によっては計画の見直しも行う。