地方財政ダッシュボード

佐賀県伊万里市の財政状況(2011年度)

収録データの年度

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共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2011年度)

目的別歳出
性質別歳出
歳入の内訳

財政比較分析表(2011年度)

財政力

平成19年度から22年度の4年間は連続した伸びを見せていたが、平成23年度は0.60と前年度(0.65)より0.05ポイント減となった。今後景気低迷による個人・法人関係の減収などから類似団体平均を下回る可能性もあることから、人件費の削減や緊急に必要な事業を峻別し、投資的経費を抑制する等、歳出の徹底的な見直しを実施するとともに、税収の徴収率向上などによる歳入確保に努める。

財政力指数

財政構造の弾力性

扶助費及び他会計(工業用水道事業特別会計、公共下水道事業特別会計、国民健康保険特別会計・介護保険特別会計・後期高齢者医療特別会計)への繰出金の増加等の増加要因はあるものの平成23年度は、税収(法人市民税)の増加と退職者数の減による人件費の減少等により、平成23年度は84.5%と大幅に改善した数値となった。引き続き、扶助費については、生活保護の資格審査等の適正化による抑制を図るとともに、医療・介護給付費などの適正化を図り、他会計への繰出金の抑制に努める。また、退職者不補充等による職員数の削減による人件費の抑制や公債費の抑制により経常経費の削減に努める。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

人件費、物件費及び維持補修費の合計額の人口1人当たりの金額が類似団体平均を上回っているのは、主に人件費が要因となっている。これは市の面積が広大で、類似団体と比較し、支所出張所が多く、また消防事務については広域化ではなく単独で行っていること等が要因となっている。今後は、民間でも実施可能な部分については、指定管理者制度の導入などにより委託化を進め、コストの低減を図っていく方針である。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

国家公務員の時限的な(2年間)給与改定特例法による措置(平均7.8%の給与削減)により、平成22年の指数と比較すると大幅な上昇となっている。なお、類似団体と比較し低い数値の要因としては、平均給料を押上げていた職員の退職及び、退職者の不補充等によるものである。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

市域が広く学校や出張所等の出先機関が多く、また消防事務について広域化ではなく単独で行っているために職員数が類似団体平均と比較して多いことが主な要因である。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

実質公債費比率が類似団体の平均を上回っている要因としては、第4工業用水道事業や公共下水道事業の起債償還に係る繰出金が大きいためである。今後、各企業会計の経営の合理化、効率化による経営健全化により繰出金の抑制を図る必要がある。また、新規発行については可能な限り抑制しているため近年低下傾向であるが、引続き第3次伊万里市財政基盤安定化計画に基づき、一般会計においては単年度の地方債借入額について、標準財政規模(臨時財政対策債を含む)の10%以下となるよう、地方債借入れの抑制に努め、公債費負担の適正化を図る。

実質公債費比率

将来負担の状況

前年度と比較すると14.8ポイント改善したものの、類似団体の平均を上回る157.0%となっている。類似団体を上回っている要因としては、第4工業用水道事業や公共下水道事業等の公営企業債繰出額が大きいことがあげられる。今後も、企業会計における適正な受益者負担の確保や経営の合理化、効率化を図り、一般会計からの繰出が標準財政規模(臨時財政対策債を含む)の15%以下となるよう、各会計の経営健全化に努める。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2011年度)

人件費

人件費に係るものは、平成23年度において26.0%と類似団体平均と近似した水準である。これは職員数の減及び期末手当の減による職員給の減額や退職者の減に伴う退職金の減額が影響している。今後も退職者不補充等による新規採用者の抑制などで人件費の削減に努める。

経常収支比率(人件費)

物件費

物件費に係る経常収支比率は、前年度と比較して1ポイント改善するとともに類似団体平均を下回っている。今後は学校などの公共施設の統廃合を含めた適正配置を行うことで維持管理経費等を削減していく必要がある。

経常収支比率(物件費)

扶助費

前年度と比較すると0.8ポイント改善したものの、扶助費に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っている。要因として、子ども手当の増加や障害者自立支援給付費等の対象者の増加などが挙げられる。扶助費については、義務的性質のため抑制は困難な面もあるが、資格審査の適正化を図ることで、今後の上昇傾向に歯止めをかけるよう努める。

経常収支比率(扶助費)

その他

その他に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、繰出金の増加が主な要因である。主なものは工業用水道事業特別会計、公共下水道事業特別会計、国民健康保険事業会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計への繰出しとなっている。今後は、使用料や保険料(保険税)などの見直し等により、各会計の経営健全化を行うことで繰出金の抑制に努める。

経常収支比率(その他)

補助費等

補助費等については、既に目的を終えたもの、効果の薄いもの、既得権化しているものについて、見直しを行った結果、補助費等に係る経常収支比率は類似団体平均を6ポイント下回っている。

経常収支比率(補助費等)

公債費

一般会計においては単年度の地方債借入額について、標準財政規模(臨時財政対策債を含む)の10%以下となるよう地方債借入れの抑制に努めており、類似団体平均からすると2.3ポイント下回っている。今後は広域ごみ処理施設建設や小学校建設などの大型事業があるため、引続き公債費負担適正化計画等に従って極力起債を抑えた財政運営に努める。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

前年度と比較すると9.0ポイント改善したものの、人件費、扶助費、繰出金において類似団体平均を上回っている。人件費については、引続き退職者不補充等による新規採用者の抑制などにより歳出の削減に努める。扶助費については、資格審査等の適正化により、上昇傾向に歯止めをかけるよう努める。繰出金については、医療給付等の適正化や保険料等の見直し等により各会計の経営健全化を行うことで繰出金の抑制に努める。また、今後はすべての事業において事務事業の点検、見直しなどを行い、各経費の節減に努める。

経常収支比率(公債費以外)

実質収支比率等に係る経年分析(2011年度)

分析欄

平成23年度は地方交付税の全国的な伸びと法人市民税等の増収により、基金を取崩さないで財政運営したことにより、実質単年度収支が改善されている。しかし、今後は普通交付税を含めた一般財源の確保が厳しい見込みであり、広域ごみ処理施設建設や小学校建設などの大型事業もあることから、財政調整基金等の各種基金の取崩しによる財政運営となるため、税収の確保に努めるとともに使用料や手数料等の見直しを行い、より一層の歳出削減を行うことで財政基盤の充実強化に努める。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2011年度)

分析欄

連結実質赤字比率については、国民健康保険特別会計以外において黒字であり赤字比率はない。国民健康保険特別会計については、平成19年度、平成23年度に税率の改正を行ったが景気低迷による課税総所得の減少から収入額が伸び悩んでおり累積赤字を解消するまでには至っていない。今後は、国保財政の健全化を図るために平成25年度から税率の改定を行い、保険税の適正な賦課と収納率の向上に努めるとともに、レセプト点検の強化やジェネリック医薬品の利用促進を行うことで、市民の医療費の自己負担の軽減および適正化を図り、平成31年4月から予定されている国保の広域化に向けて累積赤字の解消に努める。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

実質公債費比率は3カ年平均19.2%で年々減少傾向にある。その要因である元利償還金の額については、ほぼ横ばいになっている。また、普通交付税に措置される算入公債費等も臨時財政対策債など財政運営に有利な地方債の発行により増加傾向にあるため、実質公債費比率の分子となる額は減少傾向にある。今後は、広域ごみ処理施設建設や小学校建設などの大型事業があることなどから、引続き公債費負担適正化計画に従って、可能な限り抑制(標準財政規模の10%以下)するとともに、交付税措置のある財政的に有利な起債の活用などにより、公債費の平準化を図りながら残高の圧縮に努める。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

将来負担比率は平成20年度以降減少傾向になっている。その主な要因としては、新規の起債発行の抑制により地方債の残高が減少傾向にあることと、公営企業債繰入見込額が減少していることによる。また、基準財政需要額算入見込額も財政運営に有利な地方債の発行により増加傾向にあることによる。今後は、広域ごみ処理施設建設や小学校建設などの大型事業があることなどから、引続き公債費負担適正化計画に従って極力起債を抑えた財政運営を行ってくことが重要であるため、起債の新規発行については可能な限り抑制(標準財政規模の10%以下)し、公債費の平準化を図りながら残高の圧縮を行うとともに、企業会計における適正な受益者負担の確保や経営の合理化、効率化を図り、一般会計からの繰入が標準財政規模(臨時財政対策債を含む)の15%以下となるよう、各会計の経営健全化に努める。

将来負担比率

よくある質問

このページで何が分かりますか?

佐賀県伊万里市の2011年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

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