事業・施設概要
| 都道府県 | 愛媛県 | 経営主体 | 上島町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 6,630人 | 現在処理区域内人口 | 1,072人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 980人 | 現在処理区域面積 | 64ha |
| 晴天時現在処理能力 | 504m³/日 | 下水管布設延長 | 18km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
上島町農業集落排水事業の経営比較分析については、会計規模が小さいため故障修繕費用などの短期的な費用上昇の影響を受けやすいことを前提に分析していく。①【収益的収支比率】は101%となっているが、使用料収入だけでの経営が困難な為、一般会計からの繰入金によって施設の維持管理や地方債償還金を補っている状況である。今後は、料金改定及び経費の削減を検討していきたい。②【累積欠損金比率】と③【流動比率】については、法非適用企業のため該当しない。④【企業債残高対事業規模比率】については、長寿命化工事による起債借入により増加した。⑤【経費回収率】については、他団体と比較したが処理面積が狭く区域内人口も少ない状況で、処理施設が複数稼働している為、他団体に比べて経費が多くかかってしまう。⑥【汚水処理原価】については、344.41%と前年度に比べ、13.71%上昇している。処理水量が増加したことにより処理費が増加したため。⑦【施設利用率】については、46.63%と全国や類似団体の平均値より低く、高齢社会と人口減少による処理水量の減少と現施設の処理能力とに差異が生じていることを示しているため、将来的に施設能力の見直しなどを検討する必要がある。⑧【水洗化率】については、91.42%と全国や類似団体の平均を上回る高水準を維持している。今後も未接続減少に向けて取り組んでいきたい。
老朽化の状況について
老朽化対策として、平成28年度に施設状況を踏まえた更新計画を策定し、平成29年度から実施に向けた設計積算や更新工事を実施している。管渠についても、計画策定時に劣化調査を行っており、腐食の著しい箇所があるため、更新工事を予定している。今後も計画的な更新工事を実施していく。
全体総括
農業集落排水区域については、面整備率100%かつ水洗化率91.42%という高水準の整備状況である。離島や小規模集落という条件から、岩城に3施設(西部、小漕、長江)、佐島に1施設の4施設を管理しているため、維持管理費が多くかかっている。高齢社会と人口減少により料金収入は減少傾向にあり、料金収入で賄うことができないことから、費用の大部分を一般会計からの繰入金に頼っている状況である。今後の方針については、適切なサイクルでの更新工事を行い、計画的な起債借入、料金改定の検討を実施し、将来負担の平準化を図りたい。
経営状況
収支構造
総額5,174.3万円
総額3,238.1万円