愛媛県西予市:市立野村病院の経営状況(2021年度)
愛媛県西予市が所管する病院事業「市立野村病院」について、2021年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2021年度)
地域において担っている役割
当市は、海岸部から四国カルストの高地までの広大な面積を有し、市内全域に集落が点在していることから、西予市民病院・野村病院の2病院を運営することにより、24時間365日の二次救急医療(輪番制)を行っている。市内に他の二次救急病院が存在しないため、救急医療において、当院及び西予市民病院の担う役割は大きい。また、県のへき地医療拠点病院の指定を受け、近隣市町の診療所に医師の派遣を行うほか、大規模災害時には医療拠点としての役割も期待される。
経営の健全性・効率性について
【①経常収支比率・②医業収支比率】経常収支比率は101%となり平均値を2.6%下回っている。医業収支比率は平均値を1.3%上回っているが、今後も圏域内人口の減少が続くと見込まれる中、更なる収益確保対策が必要である。【③累積欠損金比率】該当数値なし【④病床利用率】平均値を10.0%上回っているが前年比は5.6%下回っているため、より利用率向上に努める。【⑤入院収益単価・⑥外来収益単価】入院収益は平均値を4,479円上回っており前年比も603円の増。外来収益は平均値を393円下回ったが、前年比488円増となり経年比較でも上昇傾向となっている。診療加算の取得等により、引き続き単価上昇に努めたい。【⑦職員給与費対医業収益比率】平均値を下回っているものの、経年比較では増加傾向にあるため適切な施設基準の取得等、収益確保にも努める。【⑧材料費対医業収益比率】昨年度同等であり平均値とも同水準である、今後も改善に努める。
老朽化の状況について
【①有形固定資産減価償却率】平均値を若干超える水準で推移してる、経年比較でも数値が上昇しており平均値を12.9%上回っている。施設の老朽化傾向を示しているため、より適切な更新計画が必要である。【②器械備品減価償却率】前年比3.0%の増となり、平均値を1.0%上回った。医療システム更新等の影響が大きい、今後も適切かつ計画的な更新に努めたい。【③1床当たり有形固定資産】前年とほぼ同等であり、平均値も下回っているが、今後の減価償却費が医業収支比率・経常収支比率に及ぼす影響は大きく、老朽化対策を含めて慎重な投資計画が必要となる。
全体総括
圏域内人口の減少に伴い、経年で見ると患者数は減少傾向が続いている。コロナ禍による通院控えの影響も考えられるが、医業収益は2.1%減、医業外収益(主に補助金)が前年比38.8%増となり、経常収支比率は3.9%上回った。当院においても看護師等の医療スタッフの不足は慢性化しており、更なる収益確保のためにも、医療提供体制に応じた医療スタッフの確保が喫緊の課題である。平成28年より奨学資金制度を創設しており、医療スタッフの確保に繋げたい。へき地医療、救急医療、災害医療等の地域における役割を継続的に担うためにも、収益の増加を図るとともに、新病院改革プランに基づき、西予市民病院・野村病院の機能分担を着実に進めていく必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
市立野村病院の2021年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の西予市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。