愛媛県西予市:市立野村病院の経営状況(2018年度)
愛媛県西予市が所管する病院事業「市立野村病院」について、2018年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2018年度)
地域において担っている役割
当市は、海岸部から四国カルストの高地までの広大な面積を有し、市内全域に集落が点在していることから、西予市民病院・野村病院の2病院を運営することにより、24時間365日の二次救急医療(輪番制)を行っている。市内に他の二次救急病院が存在しないため、救急医療において、当院及び西予市民病院の担う役割は大きい。また、県のへき地医療拠点病院の指定を受け、近隣市町の診療所に医師の派遣を行うほか、大規模災害時には医療拠点としての役割も期待される。
経営の健全性・効率性について
【①経常収支比率・②医業収支比率】経常収支比率は102.2%となり4.7%、医業収支比率は9.0%平均値を上回っている。医業外収益(他会計繰入金)が増額されたことが要因と考える。圏域内人口の減少の中、更なる収益確保対策が必要である。【③累積欠損金比率】該当数値なし【④病床利用率】30年4月に地域包括ケア病床増床による病床再編を行ったことにより前年比17.6%、平均値を17.6%上回っている。引き続き利用率向上に努める。【⑤入院収益単価・⑥外来収益単価】両数値ともに経年比較では上昇傾向にある。入院収益については平均値を上回る額6,258円となり病床再編が要因と考える。外来収益についても、平均値を下回ってはいるが、前年比1,362円増となっている。診療加算の取得等により、引き続き上昇に努める。【⑦職員給与費対医業収益比率】平均値を下回ってはいるものの、病床転換での包括病床の増床に伴う入院収益の増加、給与費増加となり、対前年度1.6%上昇した。【⑧材料費対医業収益比率】平均値より低い同水準で推移している。材料費はほぼ同額である。
老朽化の状況について
【①有形固定資産減価償却率】平均値を若干超える水準で推移している。数値が高く、施設の老朽化傾向を示しているため、適切な更新計画が必要となる。【②器械備品減価償却率】平均値よりも低い水準にあるが、器械備品についても数値が高く、老朽化傾向を示しているため、適切な更新計画により数値の上昇を抑制していく必要がある。【③1床当たり有形固定資産】30年度平均値を超える数値となり、28年29年の大型医療機器購入が要因と考える。今後の減価償却費が医業収支比率・経常収支比率に及ぼす影響は大きく、老朽化対策を含めて慎重な投資計画が必要となる。
全体総括
圏域内人口の減少に伴い、経年で見ると患者数は減少傾向にあるが、医業収益及び医業外収益の増加により経常収支比率は102.2%となり、単年度黒字計上している状況である。当院においても看護師等の医療スタッフの不足は慢性化しており、更なる収益確保のためにも、医療提供体制に応じた医療スタッフの確保が喫緊の課題である。その方策として、28年度より奨学資金制度を創設したところであるが、利用状況は芳しくない。へき地医療、救急医療、災害医療等の地域における役割を継続的に担うためにも、医療スタッフの確保等を通じた収益の増加を図るとともに、新病院改革プランに基づき、西予市民病院・野村病院の機能分担を着実に進めていく必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
市立野村病院の2018年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の西予市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。