愛媛県西予市:市立野村病院の経営状況(2017年度)
愛媛県西予市が所管する病院事業「市立野村病院」について、2017年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
西予市
簡易水道事業
末端給水事業
簡易水道事業
市立西予市民病院
市立野村病院
公共下水道
農業集落排水
特定地域生活排水処理
収録データの年度
2024年度2023年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度
経営比較分析表(2017年度)
地域において担っている役割
当市は、海岸部から四国カルストの高地までの広大な面積を有し、市内全域に集落が点在していることから、西予市民病院・野村病院の2病院を運営することにより、24時間365日の二次救急医療(輪番制)を行っている。市内に他の二次救急病院が存在しないため、救急医療において、当院及び西予市民病院の担う役割は大きい。また、県のへき地医療拠点病院の指定を受け、近隣市町の診療所に医師の派遣を行うほか、大規模災害時には医療拠点としての役割も期待される。
経営の健全性・効率性について
【①経常収支比率・②医業収支比率】経常収支比率は4.5%下回り、、医業収支比率は1.5%、平均値を上回っているが、大規模改修(26年度)による減価償却費の影響も小さくないことから、圏域内人口の減少の中、更なる収益確保対策が必要である。【③累積欠損金比率】該当数値なし【④病床利用率】28年7月に地域包括ケア病床導入による病床再編を行っており、平均値を2.5%上回っているが、平成30年度4月に病床再編(21床減)に向けたことによるもので、今後は利用率向上に努める。【⑤入院収益単価・⑥外来収益単価】両数値ともに平均値より低い水準で推移しているものの、経年比較では上昇傾向にある。診療加算の取得等により、引き続き上昇に努める。【⑦職員給与費対医業収益比率】28年度は。職員給与費の減少と地域包括ケア病床導入で入院収益の増加により、対前年度4.1%の減少となり平均値を下回ったが、29年度はほぼ平均値まで回復した。【⑧材料費対医業収益比率】平均値より低い同水準で推移している。材料費はほぼ同額である。
老朽化の状況について
【①有形固定資産減価償却率】平均値を若干超える水準で推移している。数値が高く、施設の老朽化傾向を示しているため、適切な更新計画が必要となる。【②器械備品減価償却率】平均値に近い水準で推移しているものの、器械備品についても数値が高く、老朽化傾向を示しているため、適切な更新計画により数値の上昇を抑制していく必要がある。なお、29年度には、全身用コンピュータ断層撮影装置(CT)を更新した。【③1床当たり有形固定資産】平均値よりも低い水準にあるが、現状でも減価償却費が医業収支比率・経常収支比率に及ぼす影響は小さくないことから、老朽化対策を含めて慎重な投資計画が必要となる。
全体総括
圏域内人口の減少に伴い、経年で見ると患者数は減少傾向にあり、一般会計からの繰り入れ後の経常収支比率は100%未満、単年度赤字を計上している状況である。当院においても看護師等の医療スタッフの不足は慢性化しており、更なる収益確保のためにも、医療提供体制に応じた医療スタッフの確保が喫緊の課題である。その方策として、28年度より奨学資金制度を創設したところであるが、利用状況は芳しくない。へき地医療、救急医療、災害医療等の地域における役割を継続的に担うためにも、医療スタッフの確保等を通じた収益の増加を図るとともに、新病院改革プランに基づき、西予市民病院・野村病院の機能分担を着実に進めていく必要がある。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
市立野村病院の2017年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の西予市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。