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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について特定環境保全公共下水道は奥津温泉街を処理区域としており、処理面積は狭く定住人口も少ないのですが、道の駅や温泉施設、旅館等も処理区域に含むため、季節により処理水量に大きな変動があります。観光地であること、また国指定の名勝「奥津渓」にも近いことから、高度処理と呼ばれる「膜分離活性汚泥法」という処理方式を採用しており、処理水質は上質なものとなっています。経営の健全性・効率性①収益的収支比率は100%(収入で維持管理費等の収益的支出が賄えている状態)ですが、⑤経費回収率が23%程度であることからも分かるように、一般会計からの繰入金が大きなウエイトを占めています。⑥の汚水処理原価も上昇していますが、会計規模自体が小さいため、修繕費等の状況により大きく変動します。⑦施設利用率、⑧水洗化率については、ほぼ横ばいの状態となっています。このうち、施設利用率については平成32年度にも隣接する農業集落排水施設(奥津北地区)を取り込む予定としていることから、改善が期待できます。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について本事業は、供用開始が平成18年3月31日と比較的新しいことから、管路については更新の検討等は必要ない状況です。しかし、処理場の機械電気設備やポンプ設備等、耐用年数の短い箇所については修繕費も増加しており、計画的な更新の検討が必要となっています。 |
全体総括本事業については、平成32年度にも予定している農業集落排水施設の取り込みにより、経営状況等は大きく変わるものと予想しています。また平成30年度より公営企業会計制度を適用したことから、より詳細な経営分析・経営計画策定が可能になります。施設設備の更新計画策定と併せ、より効果的・効率的な経営を目指します。 |
出典:
経営比較分析表
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