事業・施設概要
| 都道府県 | 鳥取県 | 経営主体 | 日野町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 3,300人 | 現在処理区域内人口 | 751人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 612人 | 現在処理区域面積 | 67ha |
| 晴天時現在処理能力 | 464m³/日 | 下水管布設延長 | 14km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は100%となり健全な経営といえるが、使用料以外の収入(一般会計繰入金)もあるため料金改定の増収等の経営改善が必要である。経費回収率は類似団体平均より上回っているが、100%を下回っており、徴収体制の強化及び未納金の早期対応など使用料収入の確保や汚水処理費の削減が必要である。なお、平成26年度から年々経費回収率は上昇しており、取組みの成果が見られる。引き続き適正化を図る。汚水処理原価は類似団体の平均値より下回ったが、維持管理費の削減や接続率の向上が急務である。施設利用率は、横ばい傾向にあり類似団体の平均値を下回っている。これは施設規模に対して過疎・少子高齢化等による人口減少が影響している。将来的には隣接する処理区との統合や下水道への再編などの検討を行い、適正な施設規模を維持する必要がある。水洗化率は類似団体の平均値より低く加入促進が急務となっている。財源である農業集落排水使用料は、人口減少等により加入者の増額が今後も見込まれないため、経営的に厳しい状況が続くことが予想される。
老朽化の状況について
供用開始から約20年が経過し老朽化が進んでいる状態であるが、施設の機能確保のために各設備のメンテナンスを定期的に実施し維持管理に努めている。マンホールポンプについては、老朽化が進んでいるため、主要管路、稼働時間等を考慮しながら優先順位を決め、計画的に改修を順次行う。町内に3処理区あるが、そのうち隣接する2つの処理区(黒坂・下黒坂)については、老朽化により平成35年度頃に同時に施設改修が必要となることが予想されるため、処理区の統合や下水道への再編等を考える必要がある。
全体総括
整備計画に基づいた整備は既に完了しているため、現施設等の適正な維持管理を行っているが、供用開始から約20年が経過し、施設等の老朽化が問題となっている。財源である農業集落排水使用料は人口減等により今後の増加が見込めないことから、計画的な施設等の更新(機能診断・最適化整備構想)や経費節減に努める必要がある。隣接する処理区(黒坂・下黒坂)については、統合または下水道への再編を含めて検討を行う。会計の財源は、使用料収入以外の一般会計繰入金に頼る傾向があることから料金の改定を検討する必要がある。今後も安定的な経営を行うため中長期的な視点による経営戦略等に基づく事業実施や詳細な財政状況を把握するため公営企業会計の導入を検討する必要がある。
経営状況
収支構造
総額3,963.8万円
総額1,854.6万円