鳥取県八頭町の財政状況(2010年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2010年度)
財政力
類似団体平均値を0.1ポイント下回っています。前年度と比較しても0.01ポイント下回っており、税収の低迷が続く中、厳しい財政状況となっています。限られた財源の確保に向けた徴収率の向上と、ふるさと納税制度の積極的な推進、未利用財産の有効活用等により、更なる財源確保に努めます。
財政構造の弾力性
類似団体平均値を2.5ポイント下回ってはいますが、依然財政の硬直化は進んでいます。今後歳出の多くを占める繰出金も減少の見込みがないことから、徹底した経費の節減に努めなければなりません。今後も80%台前半を維持できるよう、経常経費の縮減に努めます。
人件費・物件費等の状況
類似団体平均値を上回っていますが、これは施設数(保育所等)が類似団体に比べて多く、人件費、施設維持管理経費が多寡になっていることが要因です。今後は保育所等施設の適正配置について推進し、係る経費の削減を図ります。
給与水準(国との比較)
類似団体平均値と比較し、1.2ポイント上回っており、本町前年度と比較し0.7ポイント改善されました。現給補償額の減が影響していることが要因の一つではありますが、今後は総人件費の抑制に努め、指数の改善を図ります。
定員管理の状況
類似団体平均値と比較し、2.0ポイント上回っていますが、これは類似団体と比較し保育所等施設数が多いことによるもので、今後は適正配置により縮減を図る必要があります。また、本町前年度と比較すると0.09ポイント減少しています。これは職員の新規採用を定年退職者数の4割補充とする定員適正化計画に基づき職員数を縮減しているためで、今後も計画に沿って職員数の管理を行っていきます。
公債費負担の状況
類似団体平均値と比較し2.4ポイント下回っており、本町前年度と比較しても1.9ポイント改善しております。補償金免除繰上償還等影響し町債償還額が減少していることが要因の一つであり、今後も計画的な町債の発行により比率の抑制に努めます。
将来負担の状況
類似団体平均値を14.9ポイント下回り昨年度と比較し、23.5ポイント改善しました。基金の増と4公営企業債等繰入見込額の減少が要因となっています。今後も事業を厳選し地方債発行の抑制をし、地方債残高の逓減に努めます。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)
人件費
類似団体平均値と比較し3.8ポイント上回っています。保育所数が多く係る人件費が多寡となっているためです。本町前年度と比較し、1.6ポイント改善しており、これは退職者の4割補充とする定員適正化計画に沿い削減しているためで、今後も計画に沿い人件費の縮減に努めます。
物件費
類似団体平均値と比較し1.3ポイント下回っていますが、本町前年度と比較し0.4ポイント上回りました。施設の維持管理等を指定管理制度を導入し委託していること等要因として挙げられますが、今後は直営施設の維持管理経費等について、適正配置を推進し圧縮していかなければなりません。
扶助費
類似団体平均値と比較し、0.8ポイント下回っています。本町ではH18年度と比較すると0.5ポイント上回っており、自立支援制度の影響等、今後もこの比率は高くなると見込まれます。
その他
類似団体平均値と比較し、4.5ポイント上回っています。これまでに整備した下水道施設の維持管理経費に対する公営企業会計繰出金が多額となっていることが要因の一つとなっています。また、国民健康保険事業会計の財政状況の悪化による繰出金の増加、介護保険事業会計の事業費が年々増加することに伴いルール分の繰出金が同じく増加しています。下水道会計においては経費の節減努力をするとともに、独立採算の原則に立った料金改定等見直しを行う必要があります。
補助費等
類似団体平均値と比較し4.1ポイント下回っていますが、今後は各種団体への補助金、嵩上げ補助等一定の基準を設けて見直しを行う方針である。
公債費
類似団体平均値と比較し4.6ポイント下回っております。本町前年度と比較しても1.1ポイント改善しており補償金免除繰上償還の効果が表れています。今後も町債発行の抑制により償還額の縮減に努めます。
公債費以外
類似団体平均値と比較し2.1ポイント上回っています。全体の経常収支比率で80%台の前半を維持できるよう、公債費以外の経常経費の節減に努める必要があります。
実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)
分析欄
財政調整基金残高については、合併以来順当に積み立て、年々増額しております。国の経済対策による臨時交付金事業が大きく影響しており、今後の町財政運営に大きく寄与しました。実質収支比率は概ね3%から5%の間を推移しております。今後もこの比率を維持し、健全な財政運営に努めます。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)
分析欄
住宅資金特別会計については、平成22年度に一般会計からの繰出しにより「住宅資金健全化基金」を積み立て、赤字額の解消に努めました。また、補償金免除繰上償還により、住宅資金会計の利率の高い町債を繰上げ償還することにより、将来負担の軽減を図っています。他の会計については、赤字額は発生しておらず、今後も健全な財政運営に努めます。
実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
元利償還金については概ね12億前後、公営企業債の元利償還金に対する繰入金は8億円前後で推移しておりますが、組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金は、八頭環境施設組合の償還が終了したことにより減額となっております。算入公債費等について増額となっているのは、過去の交付税算入の少ない地方債が終了または繰上償還し、交付税算入される合併特例債、臨時財政対策債等の割合が増えたことによるものです。今後も比率の抑制をし、健全な財政運営に努めます。
将来負担比率(分子)の構造(2010年度)
分析欄
地方債残高については、合併に伴う投資的事業、学校施設等の耐震補強事業などにより、115億前後を推移しているところですが、公営企業会計については、新規地方債の発行を行っていないため、減少傾向となっており、繰入見込額も減少傾向となっている。将来充当可能財源については、基金が増額し、全体額で増となっている。今後も地方債残高の抑制に努めるなど将来負担比率の改善により、健全な財政運営に努めます。
よくある質問
このページで何が分かりますか?
鳥取県八頭町の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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