事業・施設概要
| 都道府県 | 奈良県 | 経営主体 | 宇陀市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 28,388人 | 現在処理区域内人口 | 412人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 282人 | 現在処理区域面積 | 47ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 10km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
今年度で地方公営企業法を適用して2年目となる。経常収支比率は、102.71%と100%を上回っているが、経費回収率は37.20%と類似団体平均値・全国平均値と比較して低い値となっており、収益については使用料以外の収入に依存している。また、汚水処理原価は331.49円と類似団体平均値・全国平均値と比較して高い値となっており、汚水処理にかかるコストが高いことを示している。地理的に山間部が多く、マンホールポンプ等の施設が多く必要となり、投資が嵩んでいるが、特定環境保全公共下水道事業地域の人口密度が低いことから、使用料収入もわずかである。採算性よりも環境保全を優先したことが経営の健全性・効率性を悪化させている。非常に厳しい経営状態が続いているが、今後は、接続数の増加に努力し、使用料収入の適正化を図っていくことが必要である。
老朽化の状況について
当市の特定環境保全公共下水道事業は、平成5年度より供用を開始して、令和3年度で29年目となり、下水道施設の老朽化が目立つ。平成30年度に策定したストックマネジメント計画に基づき、下水道施設の改築・更新事業に着手し、今後、年次的に改築・更新作業を進めていく。
全体総括
今後は、少子高齢化に伴う人口減少等から、さらなる料金収入の低下が見込まれる。また、施設の老朽化による更新費用(使用料の増収に結びつかない投資)が年々増加することから、より一層効率的な経営が求められるところである。【今後の取組】1.下水道に対する住民の理解を深めることにより水洗化率を向上させ、有収水量の増加を図る。2.費用対効果を考慮し事業計画面積等を見直し、新規投資を抑制し、企業債残高の圧縮に努める。3.ストックマネジメント計画に基づき、効率的かつ効果的な改築更新を実施し、下水道施設の長寿命化を図る。4.適正な下水道使用料及び使用料改定時期について検討する。また、計画的かつ効率的に維持管理を行い、経費削減に努める。
経営状況
収支構造
総額5,072.6万円
総額4,939.0万円