事業・施設概要
| 都道府県 | 奈良県 | 経営主体 | 宇陀市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 32,020人 | 現在処理区域内人口 | 470人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 287人 | 現在処理区域面積 | 47ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 10km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経費回収率は類似団体平均値、全国平均と比較しても極端に悪い。これは、費用に対して料金収入が適正でないことの顕著な表れである。また、企業債残高対事業規模比率も類似団体平均値、全国平均と比較して大きく乖離している。これは料金収入に対し地理的に山間部が多くマンホールポンプ等の施設が多く必要となり投資が嵩むことが要因である。特定環境保全公共下水道は平成27年度で宇陀市全体の下水道接続人口の1.7%にすぎない(人口密度が低い)ことから料金収入もわずかである。採算制より環境保全を優先したことが経営の健全性・効率性を悪化させている。特に平成27年度の数値が悪化しているのは、企業債の繰上償還が原因である。
老朽化の状況について
平成5年度より供給を開始して平成28年度で24年目となり、下水道施設の老朽化が目立つが、人口集中地である公共下水道部分を優先している為、特定環境保全公共下水道部分の管渠改善は未着手である。
全体総括
特定環境保全公共下水道は、そもそも市街化以外の区域に設置されたものであり、環境保全の意味合いが強いことから、その採算制を図るのは困難である。【今後の取組】1.下水道に対する住民の理解を深める事により水洗化率を向上させ、有収水量の増加を図る。2.事業認可区域の見直し等により、新規投資を抑制し費用を削減すると同時に企業債残高の圧縮に努める。3.ストックマネジメント計画を策定し効率的且つ効果的な改築更新を実施し下水道施設の長寿命化を得る。4.経費回収率が低く、整備した施設が現状では適切な料金収入に結びついていない事から、料金収入の適正化を図る事により一般会計からの繰入金を圧縮する。5.平成32年度に会計の法適用化を行い財政状況を明確にし経営の健全化と長期的な展望の基、持続可能な経営を目指す。
経営状況
収支構造
総額2,767.9万円
総額2,767.9万円