事業・施設概要
| 都道府県 | 兵庫県 | 経営主体 | 加西市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 44,524人 | 現在処理区域内人口 | 9,160人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 8,522人 | 現在処理区域面積 | 348ha |
| 晴天時現在処理能力 | 3,836m³/日 | 下水管布設延長 | 166km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は100%を大きく下回っており70%前後で推移しています。処理施設数が多く、維持管理や汚水処理に多額の経費が必要であるためです。②累積欠損金比率は前年度に比べ悪化しており、引き続き類似団体平均を大きく上回っています。③流動比率は平成26年度の公営企業会計制度の改正により大きく下がっており、その後も悪化しています。ただ、公共下水道等を含めた下水道事業全体では、支払能力に問題はありません。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体や全国平均に比べると数値が高くなっています。これは当事業は処理施設数が多く管渠延長も長いため、整備に多額の投資を必要としたためです。⑤経費回収率は、平成29年度は改善し類似団体平均を上回ったものの70%程度しか回収できていません。また、⑥汚水処理原価は平成29年度で類似団体と同程度となっています。⑦施設利用率は約48.5%と低い数値で推移しています。これは元々処理施設の処理能力に少し余裕を持たせていること、また小規模の処理施設が多いことによるものです。⑧水洗化率は90%を超えており、類似団体や全国平均と比較しても高い数値となっています。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、平成29年度末で37.68%と類似団体と比べると少し数値が高くなっています。本市が比較的早い時期から農業集落排水事業に取り組んできたためです。②管渠老朽化率は法定耐用年数を超えた管渠はありません。
全体総括
農業集落排水事業とは、農村部にあたる地区の下水道事業です。この区域では家屋が点在しており、18の処理施設を有しているため、施設や管路の整備に多額の費用が必要であったこと、またその維持管理経費が高額であることから各種指標数値は悪くなっています。今後は施設の老朽化による維持管理費用や更新費用の増、加えて顕著な人口減少による使用料収益への影響も懸念されます。今後数年内で処理施設の統廃合を進め、事業のスリム化と経営の効率化を図っていきます。
経営状況
収支構造
総額4.6億円
総額6.4億円