事業・施設概要
| 都道府県 | 兵庫県 | 経営主体 | 加西市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 45,695人 | 現在処理区域内人口 | 9,455人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 8,605人 | 現在処理区域面積 | 348ha |
| 晴天時現在処理能力 | 3,836m³/日 | 下水管布設延長 | 166km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経営成績を示す①経常収支比率は100%を大きく下回っており70%前後で推移しています。処理施設の数も多く維持管理費用がかさんでいるためです。②累積欠損金比率も処理施設数が多く、維持管理費がかさみ、毎年赤字が発生しているため比率が悪化しています。③流動比率は平成26年度の公営企業会計制度の改正により大きく悪化していますが、公共下水道等を含めた下水道事業全体では、支払能力に問題はありません。④企業債残高対事業規模比率は、処理施設数が多く、管渠の延長も長いため、事業費がかさみ多額の企業債を借入したために類似団体や全国平均に比べると悪くなっています。⑤経費回収率は類似団体とほぼ同じく約50%しか回収できていません。これも処理施設が多く維持管理費がかさんでいるためです。⑥汚水処理原価も施設数が多く処理効率が悪いため、維持管理費、資本費とも高く類似団体に比べても高くなっています。⑦施設利用率は約50%ぐらいで推移していますが、処理場の処理能力は少し余裕をもってつくることと、小規模な施設が多いためです。⑧水洗化率は91%を超えており、類似団体や全国平均と比較しても高くなっています。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、平成26年度末で30.74%類似団体と比べると少し数値が高くなっています。これは、加西市が古くから農業集落排水事業に取り組んできたからです。②管渠老朽化率は法定耐用年数を超えた管渠はなく、管渠については比較的新しくなっています。
全体総括
農業集落排水事業について、農村部の下水道となっており、家屋が点在しており、整備効率が悪くなっています。処理施設についても19ヶ所あり整備にも維持管理にも多額の費用がかかっています。そのため各種指標数値は悪くなっていますが、今後は、経営戦略等を策定し、公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業、又コミュニティ・プラント事業を含めた4つ事業全体で加西市の下水道事業として、処理施設の統廃合もふまえ効率的な運営に努めます。
経営状況
収支構造
総額4.7億円
総額6.7億円