大阪府大阪市:末端給水事業の経営状況(最新・2024年度)
大阪府大阪市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
・①経常収支比率は、黒字であれば100%以上となる指標です。給水収益がコロナ禍からの回復基調により増加したことに加え、固定資産の耐用年数の経過による減価償却費の減少や、企業債の償還による支払利息の減少により改善しており、また、事業の効率的運営に努めてきた結果、類似団体と比べて高く、100%を超えています。・②累積欠損金は発生していません。・③流動比率は、当座の支払能力を表す指標で、100%以上であることが必要です。前年度に比べ、給水収益が増加したことなどから改善し、また類似団体と比べて高く、常に100%を上回っています。・④企業債残高対給水収益比率は、企業債残高の規模を示す指標です。類似団体と比べて低い水準となっています。これまでの経営改革の成果から生じた自己財源を活用し、新規借入の抑制を行ったことで企業債残高が前年度に比べて減少したことに加え、前年度に比べ給水収益が増加したことから改善しています。・⑤料金回収率は、100%以上であれば健全な指標です。令和2年度は新型コロナウイルスの影響を踏まえた水道料金の減免措置による給水収益の減少、また令和4、5年度は基本料金の減額によって給水収益が減少したことにより供給単価が低くなり、例年と比べると低い料金回収率となっていますが、類似団体と比べると高く、常に100%を上回っています。・⑥給水原価は、有収水量(料金の対象となった水量)1㎥当たりにかかる費用を表す指標です。類似団体と比べて低い原価を維持しています。・⑦施設利用率は、高いほど健全な指標です。類似団体と比べて低く、50%を下回る水準であり、給水能力に余裕が生じている状況となっています。・⑧有収率は、100%に近いほど健全な指標です。さらなる有収率の向上に向けて引き続き現在の技術で検知できない配水支管等の微小漏水、基幹管路の地下漏水に対して、管路更新により漏水のある管路を削減していきます。
老朽化の状況について
・①有形固定資産減価償却率は、資産の減価償却がどの程度進んでいるか、また、②管路経年化率は法定耐用年数を超過した管路の割合を示す指標です。どちらも類似団体と比べて高くなっていますが、アセットマネジメントの取組により施設の実質的な更新時期を踏まえ、必要に応じて順次更新を行っているところです。・③管路更新率は、管路の更新ペースが把握できる指標です。直近の2か年においては、類似団体と比べて低く推移していますが、更新ペースを向上させるための取組を順次行っているところです。
全体総括
経営の健全性・効率性の指標については、市内人口の増加及びインバウンドの影響による旅館業等での水需要の増加等により収支改善がなされ、類似団体と比べても概ね良好な状況です。老朽化の状況の指標については、管路経年化率が類似団体と比べて高くなっており、更新率については平均を下回っています。そのため、積極的に管路更新を促進していく必要があります。今後については、中長期的に人口減少傾向や節水意識の高まりにより給水収益の元となる水需要が引き続き減少傾向で推移していく見込みである一方、物価上昇に伴う原材料費や労務費などの経費の増加に加え、水道施設の老朽化対策や耐震化に向けた多額の投資がますます必要となることから、企業債残高対給水収益比率は悪化することが想定されます。引き続き、経営改善に取組むほか、財源確保等について検討し、持続的な事業運営を行っていきます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の大阪市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。