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地方財政ダッシュボード

岐阜県の財政状況(2011年度)

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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地方財政AI: RAGエンジン(試験中)※直近3年の文書で要約します。現在は質問文の変更はできません。

総括表

人口の推移

財政比較分析表(2011年度)

財政力指数の分析欄

企業業績の悪化による法人事業税の減などから基準財政収入額が大きく落ち込んだ影響により、前年より0.03ポイント低下したものの、全国平均を上回る0.49となっている。政策の自由度を確保するためには自主財源を一層増やしていくことが不可欠であり、個人住民税の直接徴収や県債管理の強化、外部資金の積極的な導入など、自主財源の確保対策に積極的に取り組む。

経常収支比率の分析欄

社会保障関係経費の増加等による経常一般財源の増や臨時財政対策債の減など経常収支比率を悪化させる要因の一方で、平成21年度がピークであった公債費の減や地方税の増などの経常収支比率を改善させる要因もあり、結果的に前年度と同率となった。経常収支比率は93.6%と全国平均を1.3ポイント下回っている状況であるが、社会保障関係経費の増加等が予想され、財政の硬直化が続くものと予想されることから、引き続き歳出削減対策あるいは歳入確保対策に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

臨時的給与抑制の実施や人事委員会勧告に基づく給与改定などによる人件費の減により1,269円(115,884円→117,153円)の減少となっており、全国平均を下回っている。今後も引き続き行政コストの縮減に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

「行財政改革アクションプラン」にそって、職員の給与カット((平成23)4%~12%ー(平成24)3%~11%)を実施し、カット率を緩和したが、依然として類似団体の中では低い水準にある。今後も引き続き適正な給与水準維持に努めていく。

人口10万人当たり職員数の分析欄

「行財政改革アクションプラン」に基づいて新規採用を抑制してきたことにより相当に効率的な行政組織となっており、値も類似団体平均を下回っている。今後は、現在の職員規模を基本とした適正な定員の管理を行っていく。

実質公債費比率の分析欄

全国平均は前年度より0.4ポイントの増(13.5→13.9%)であり、本県においても0.1ポイントの増(19.6→19.7%)となり、全国順位は、昨年度より1位下降し、45位となった。公債費については、平成21年度にピークを迎え、その後、緩やかに減少していく見込みではあるものの、しばらくの間は、高い水準で推移することが予想されることから、引き続き、公債費減少に向けた取り組みを進めていく。

将来負担比率の分析欄

全国順位は、昨年度より2位上昇し、24位となり、また、数値についても全国平均3.3ポイントの減(220.8→217.5%)に対し、本県は、地方債償還に係る普通交付税への将来算入見込みの増や退職手当負担見込額の減等の要因により、9.3ポイント減(227.8→218.5%)と改善した。引き続き、持続可能な財政運営を実現するため、早期の県債残高減少を目指す。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2011年度)

人件費の分析欄

臨時的給与抑制の実施や人事委員会勧告に基づく給与改定などによる人件費の減により、全国平均並びに類似団体平均を下回っている。今後も、適正な職員規模を維持しながら、総人件費の縮減に努める。

物件費の分析欄

前年度より0.2ポイント改善し、全国平均並びに類似団体平均を下回っている。今後も、経費節減への取り組みを進める。

扶助費の分析欄

前年度と同率であり、全国平均並びに類似団体平均を下回っている。全般的に対象人数が少ないことによるものではあるが、社会情勢の変化のなか、対象者数の動向を注視していく必要がある。

その他の分析欄

前年度と同率であり、全国平均並びに類似団体平均を下回っている。今後も、経費節減への取り組みを進める。

補助費等の分析欄

類似団体平均を上回ったものの全国平均を下回っている。前年度より0.1ポイント悪化しているが、これは、子宮頸ガン等ワクチン接種促進事業補助金や介護保険事業負担金が増加したことなどによるものである。

公債費の分析欄

前年度と同率であり、引き続き全国平均を上回っている。公債費については、平成21年度をピークとして緩やかに減少しているものの、しばらくの間は、高い水準で推移することが予想されることから、県債発行の抑制など、引き続き公債費減少へ向けた取り組みを進めていく。

公債費以外の分析欄

前年度と同率であり、全国平均並びに類似団体平均を下回っている。今後も、経費節減への取り組みを進める。

実質収支比率等に係る経年分析(2011年度)

分析欄

財政調整基金残高においては、前年度より0.12ポイント増加したが、実質収支額についても、0.34ポイント減少した。実質収支比率が減少したのは、歳入の総額が平成22年度決算では最終予算での見積もりよりも20億円程度増加した一方、平成23年度決算ではほぼ同額であったことによるものである。なお、剰余金は、年によって見積もりとの差によって増減することから、直ちに財政の悪化を示すものではないが、引き続き、経費削減に取り組んでいく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2011年度)

分析欄

前年度に引き続き赤字が生じている会計は存在しない。今後とも赤字が発生しないよう経費の節減に取り組んでいく。

実質公債費比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

前年度より32億円減少している。これは、平成21年度が公債費のピークであることによる元利償還金の減等によるものである。今後元利償還金については、緩やかに減少しているものの、社会保障関係経費の増加等が予想され、財政の硬直化が続くものと予想されることから、引き続き歳出削減対策あるいは歳入確保対策に努める。

将来負担比率(分子)の構造(2011年度)

分析欄

前年度より422億円減少している。これは、交付税措置のない県債の残高が減少したこと等によるものである。早期健全化基準を下回ってはいるものの、持続可能な財政運営を実現するため、早期の県債残高減少を目指す。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,