長野県伊那市:末端給水事業の経営状況(2022年度)
長野県伊那市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2022年度)
経営の健全性・効率性について
令和4年度決算では、水道施設維持管理業務の一部民間委託により、人件費等の営業費用が減少したことや、企業債の償還利子等の営業外費用が減少したため、給水収益が減少したものの、経常収支比率や料金回収率は昨年よりわずかに改善しました。流動比率は、流動負債の企業債償還元金が減少したため、前年数値より約24%改善しました。依然として平均より低い水準ですが、今後も少しずつ改善していくことが見込まれます。企業債残高対給水収益比率は、元金償還のピークを過ぎ、減少傾向が続いていますが、依然として平均より高い水準となっています。今後、第8次整備事業に伴い投資額が増加するため、国庫補助等有利な財源の確保に努めるとともに、経営の健全性を確保するため、企業債残高の適正な管理を行っていく必要があります。効率性の面では、平成29年度から漏水判定機による調査及び修繕を継続して行った結果、5年続けて有収率は改善したものの、類似団体平均と比較して依然として低い状況です。調査結果を基に計画的に漏水対策工事を進め、今後も継続して有収率の改善に努めます。
老朽化の状況について
管路更新率は4年続けて類似団体平均値を超えており、管路経年化比率も平均より低いことから、管路の更新は類似団体に比べできているものと考えられます。しかし、管路更新率は3年続けて減少し、管路経年化率も前年度から約2%上昇していることから、管路の経年化に更新が追い付いていない状況です。今後は下水道関連の布設替工事が少なくなるため、老朽管の更新について優先順位をつけ、計画的に更新を進めていく必要があります。また、有形固定資産減価償却率が類似団体平均を上回っていることから、管路以外の施設についても、計画的に更新を進めていく予定です。
全体総括
令和4年度は、エネルギーコストをはじめとする物価全般の高騰により、施設等の動力費を中心に影響を受け、経営状況の悪化が予想されましたが、水道施設維持管理業務の一部民間委託による人件費等の減少や、企業債の償還利子等の減少により、給水収益が対前年度比で減少する中で、前年度を上回る純利益を計上することができました。純利益の目標額は上回りましたが、今後も給水人口の減少や施設の更新需要の増加など、厳しい経営環境が予想されるため、創意・工夫により、事業を継続していく必要があります。今後は令和5年度末に改定予定の経営健全化計画(経営戦略)に基づき、有収率の向上対策、適切な水運用に伴う第8次整備事業の推進など、具体的な対策に努めます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の伊那市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。