長野県松本市:松本市立病院の経営状況(2019年度)
長野県松本市が所管する病院事業「松本市立病院」について、2019年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2019年度)
地域において担っている役割
松本医療圏の西部に位置し、松本市西部地域における唯一の病院として立地しています。平成30年4月に、松本市立病院新公立病院改革プランに基づき松本市内の旧国民健康保険会田病院を廃止し、診療所化して経営統合しました。また、平成30年10月には松本市立病院建設基本計画に基づく病床数の縮減を前倒しで行いました。公立病院として、救急医療、災害時における医療、へき地医療、周産期医療、小児医療など長野県保健医療計画に基づく医療体制の構築と、地域に必要な医療の提供を政策的に担っています。また、松本医療圏における第二種感染症指定病院としての機能を有しています。
経営の健全性・効率性について
病床利用率が向上するとともに、外来患者1人1日当たり収益が増加し、医業収支比率は93.4%と前年度に対して3.3ポイント回復、経常収支比率は101.5%と前年度に対して3.1ポイント回復し経常黒字を達成しました。類似病院との比較では、病床利用率は平均値を14.9ポイント上回るなど収益性が高まり、医業収支比率、経常収支比率ともに平均値を上回りました。職員給与費対医業収益比率は平均値を3.6ポイント下回っていますが、これは、給与費の削減によるものではなく、医業収益の大幅な増加によるものです。今後は医療の質を確保しつつ、給与費全体を削減していくことが課題です。
老朽化の状況について
1床あたり有形固定資産は、平成29年度までは平均値を下回っていましたが、病床数の縮減及び経営統合によって増加し、平均値を上回っています。しかし、有形固定資産減価償却率は、57.0%と平均値を2.4ポイント上回っており、施設及び設備の老朽化が進んでいる状況です。令和元年度に行った電子カルテシステムの更新により器械備品減価償却率は前年を8.3ポイント下回りましたが、医療機器全般の老朽化が進んでおり設備投資の拡大が必要です。
全体総括
安定した病院経営には経営規模に見合った設備投資が必要であり、令和元年度には電子カルテシステムの定期更新を行うなど必要な投資を順次実施しています。平成29年3月に策定した松本市立病院新公立病院改革プランに基づき、令和元年度は病院全体の病床利用率を高めて医業収益を増加させ収支を大幅に改善しました。コロナ禍において、感染症指定医療機関として、フェーズに応じた感染症管理区域の設置・運営など、引き続き新型コロナウイルスへの適切な対応に努めるとともに松本市立病院人員配置計画に基づく取組みを通して職員給与費対医業収益比率の抑制を進めることで経営の黒字化を果たし、累積欠損金を解消していきます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
松本市立病院の2019年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の松本市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。