地方財政ダッシュボード

新潟県佐渡市の財政状況(2010年度)

収録データの年度

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共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2010年度)

目的別歳出
性質別歳出
歳入の内訳

財政比較分析表(2010年度)

財政力

類似団体の平均値を大きく下回る0.27となっている。要因として、本市は一島一市であるため、行政需要が多岐にわたり基準財政需要額が大きいが、人口減少(毎年約一千人)や全国平均(23.1%)を上回る高齢化率(36.8%)に加え、従来からの観光産業の低迷や昨今の景気悪化による市税減収(前年比2.6%減)などから、財源確保が厳しい状況にあることなどが挙げられる。今後は平成21年度に策定した「佐渡市将来ビジョン」に掲げた歳出・歳入改革の推進や、平成22年度3月に策定した第二次佐渡市行政改革大綱に基づき自主財源である市税等の滞納対策の強化及び徴収率の向上に努める等、一層の財政の健全化を図って行く。

財政力指数

財政構造の弾力性

類似団体の平均を上回る78.8%となり、前年度の82.8%から4.0改善した。これは、経常一般財源である普通交付税の増(前年比6.6%の増)、臨時財政対策債の増(前年度比30.4%の増)に加え、高い比率を占めている人件費が定員適正化計画に基づく職員数の削減等による減(前年度の26.3%から23.9%に減少)や、公債費の償還が減少したことなどによる。今後とも経常経費の削減に努めて行く。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

人件費、物件費、維持補修費の合計金額の人口1人当りの金額は前年度から9,021円減少したものの、依然として類似団体平均を大きく上回っている。平均を大きく上回っている理由として主に人件費が要因となっているが、これは、平成16年3月に10市町村が合併し、それぞれの職員や一部事務組合等の職員を引き継いだためである。また、保育所や文化会館、博物館等の施設運営を直営で実施していることも挙げられる。定員適正化計画に基づく職員数の削減や公共施設の管理運営の見直しを今後も実施し、コストの低減を図って行く。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

前年度から0.7増加し92.2%となったものの、旧来からの給与体系により類似団体平均を下回る数値となっている。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

前年度から0.28人減少し16.77人となったものの、類似団体平均を大きく上回っている。職員数が類似団体平均を大きく上回っている要因として、10市町村が合併しそれぞれの職員や一部事務組合等の職員を引き継いだことや、市の面積が広大で支所・出張所を多く配置しなければならないことが挙げられる。また、消防業務・ゴミ処理施設・保育園・老人ホーム等を直営で運営しているという、行政サービスの提供方法の差異も要因の一つである。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

実質公債費比率は前年度の16.0%から改善し、14.7%となった。しかしながら起債償還は依然として重い負担となっており、類似団体の平均値を上回っている。今後は、合併特例債事業の増加が見込まれることから「佐渡市将来ビジョン」に基づき、事業の選択と集中を図り実質公債費比率の急激な上昇を抑えるよう努めて行く。

実質公債費比率

将来負担の状況

類似団体の平均を上回る105.2%となっており、前年度から20.8改善している。改善の理由としては、起債発行の抑制に伴う地方債残高の減少や、職員の減に伴う退職手当負担見込額の減少が挙げられるほか、将来負担額から控除される充当可能基金への積立額が、特別会計の精算に伴う一般会計への繰入金を積立たことなどから増加したことが挙げられる。また、類似団体平均を上回っている要因としては、合併前の10市町村の地方債残高を引き継いだことに加え、下水道事業等の公営企業債繰入見込額が増加していることが挙げられる。今後、合併特例債事業の実施により市債発行額の増加が見込まれるため、後世への負担を少しでも軽減するよう、「佐渡市将来ビジョン」に基づき、事業の選択と集中を図り、財政の健全

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)

人件費

人件費に係る経常収支比率は、23.9%と類似団体と比較して若干高い水準となっているが、前年度の26.3%から改善されている。これは、定員適正化計画による勧奨退職の推進による職員の削減や新規採用の抑制などにより人件費が減少したためである。なお、平成22年3月に策定された「第二次行政改革大綱実施計画」では平成21年度の職員数1,466人を基準として平成27年度にかけて32.1%(470人)の削減を目標としている。進捗率は、平成22年4月1日現在で4.4%(65人)の削減となっている。今後も行財政改革の取り組みを通じて人件費の削減に努めて行く。

経常収支比率(人件費)

物件費

物件費に係る経常収支比率は、類似団体平均よりやや低い10.3%となっている。物件費の内訳では、委託料と需要費が大きな割合を占めている。今後も学校や保育園等の施設統廃合により公共施設の適正配置を行い、施設の管理委託料や修繕費等の削減に努める。

経常収支比率(物件費)

扶助費

扶助費に係る経常収支比率は子ども手当の創設などから前年度の3.5%から4.7%に増加しているが、類似団体では低い比率となっている。しかしながら、決算額は年々上昇傾向であり、義務的性質もあるため抑制には困難な面もあるが、歳出の適正化により今後の上昇傾向に歯止めをかけるよう努めて行く。

経常収支比率(扶助費)

その他

その他に係る経常収支比率は前年度の12.5%から上昇し13.9%となった。類似団体平均を上回っている要因として繰出金の増加が挙げられる。特に下水道特別会計への公債費財源繰出が大きな割合を占めている。今後は、事業の取捨選択により、公営企業会計への繰出金の圧縮に努めていく。

経常収支比率(その他)

補助費等

補助費等に係る経常収支比率は類似団体平均を下回る3.9%となっている。補助費等については「行政改革大綱」等に基づき、類似事業及び同一・同種団体に対する補助金などの整理統合を行い、第三者機関による補助金の目的、妥当性、効果を検証し、補助金の見直しと終期を設定し、目的を達成した補助金などを廃止するなどして、今後もより一層の見直しを図って行く。

経常収支比率(補助費等)

公債費

公債費に係る経常収支比率は22.1%で前年度から2.2改善しているが、元利償還金は依然として非常に重い負担となっており、類似団体の平均を3.6%上回っている。今後、合併特例債事業により発行額の増加が見込まれているため、「佐渡市将来ビジョン」に基づいた事業の選択と集中により、財政の健全化に努めて行く。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

公債費以外の経常収支比率は平成19年度から減少傾向となっている。要因として職員の減に伴う人件費の減少や、物件費の減少が挙げられる。

経常収支比率(公債費以外)

実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)

分析欄

実質収支は黒字で推移しているが、実質単年度収支は平成18年度、平成19年度において赤字となっている。これは、実質収支が歳入歳出差引額(形式収支)から翌年度への繰越財源を控除した数値であることに対し、実質単年度収支は前年度と当年度の実質収支差引額(単年度収支)から実質的な黒字要素である基金積立等や赤字要素である基金取崩し額を控除した実質的な単年度収支であるためである。平成18年度、平成19年度については単年度収支が赤字で推移しているほか、赤字要素である財政調整基金からの取崩しを行っていることなどから実質単年度収支が赤字となっている。平成20年度以降は、単年度収支が黒字となっていることなどから実質単年度収支も黒字で推移している。また平成22年度に財政調整基金残高が大幅に増加した要因として、特別会計の精算に伴う一般会計繰入金を積立てたことなどが挙げられる。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)

分析欄

連結実質赤字比率は市の全ての会計に生じている赤字の大きさを、一般財源の標準的な規模を表す標準財政規模に対する割合で表したもので、平成19年度は病院事業会計及び老人保健特別会計、平成20年度は老人保健特別会計において赤字(資金不足)が発生している。病院事業会計については平成20年度に公立病院特例債を発行したことから資金不足は解消した。老人保健特別会計については平成19年度、平成20年度に赤字を翌年度に繰越す繰越充用を行い、平成21年度以降は赤字は解消している。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

実質公債費比率の分子は減少傾向で推移している。これは、分子の構成要素である元利償還金が起債発行の抑制などにより減少傾向となっていることや、元利償還金等から控除される算入公債費等の増加が要因として挙げられる。なお、公営企業債の元利償還金に対する繰入金は平成20年度に一旦減少したものの、それ以降は増加傾向となっている。これは、下水道事業における分流式下水道等に要する経費等に対する繰出金が年々増加していることなどが要因となっている。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債の現在高は、起債発行の抑制などにより減少傾向となっている。債務負担行為に基づく支出予定額は、施設建設などに伴う新たな債務負担が発生していないため、減少傾向となっている。公営企業債等繰入見込額は下水道特別会計で残高が増加している一方、新たな起債発行を行っていない病院事業会計などでは減少している。退職手当負担見込額は勧奨退職の推進などにより職員数が減となているため減少傾向である。充当可能基金は平成21年度に特別会計設置のため取崩しを行い減となっているが、平成22年度において当該会計から一般会計に繰入れを行ったことから増となっている。

将来負担比率

よくある質問

このページで何が分かりますか?

新潟県佐渡市の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

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