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地方財政ダッシュボード

埼玉県志木市の財政状況(2012年度)

🏠志木市

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2012年度)

財政力指数の分析欄

ここ5年間は、類似団体平均を上回っているものの、近年、低下傾向にあるため、事務事業の見直し、徴収対策の強化など、志木市行財政集中改革戦略プランを実行し、財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

平成14年度から10年間で120人(27%)の職員削減を図り、人件費を抑制するなどして、類似団体平均を下回り、また、平成24年度は若干の改善となったものの、生活保護受給世帯の増加などに伴う福祉関連経費の増加により、比率は、年々、悪化する傾向にある。事務事業の見直しなど、志木市行財政集中改革プランの取組を通じて、比率の改善に努めていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費・物件費等の人口1人当たりの決算額が類似団体平均を下回っているのは、消防業務を一部事務組合で行っていること、戦略的定員管理計画による職員数の削減が挙げられる。一部事務組合の人件費、物件費等に充てる負担金を合計した場合、人口1人当たりの金額は、増加することになるので、これらを含めた経費について、抑制に努めていく。

ラスパイレス指数の分析欄

国家公務員の給与削減措置との相違により、103.8となった。昇任選考の見直し、人事評価の結果を昇給に反映させるなど、より一層の給与水準の適正化に努めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

現在の戦略的定員管理計画では、原則として一般職については定年退職者数の採用を行うこととしている。職員の再任用制度の活用など、定員管理に関係する状況変化を踏まえ、今後、計画の見直しを行い、適正な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

国庫補助金や公共施設安心安全化基金の活用などにより、起債を抑制した結果、類似団体平均を下回っている。今後も、地方債については計画的な借入を行い、健全な財政運営に努めていく。

将来負担比率の分析欄

類似団体平均を下回っており、主な要因としては、普通交付税の増額に伴う標準財政規模の増や財政調整基金など充当可能基金の増額などが挙げられる。今後も、地方債については計画的な借入を行い、健全な財政運営に努めていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2012年度)

人件費の分析欄

類似団体平均と比べると、人件費に係る経常収支比率は低くなっているが、要因として、消防業務を一部事務組合で行っていること、業務の一部を民間委託化したことが挙げられる。今後は、これらを含めた人件費関係全体について、抑制していく一方、志木市戦略的定員管理計画に沿って、安定して公共サービスを提供するため、適正な職員数を採用していく。

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率が高くなっているのは、志木市行財政再生プランに基づき、業務の民間委託化を推進し、職員人件費から委託料(物件費)へのシフトが起きているためである。このことは、物件費が上昇しているのに対し、人件費が低下傾向にあるという比率にも表れている。民間委託については、市民会館、市民体育館などで行っており、今後においても、サービスの向上とともに、経費の節減を図っていく。

扶助費の分析欄

民間保育園運営助成や生活保護費、子ども医療費などの額が膨らんでいることから、類似団体平均を上回った。今後においても、事務を適正に行っていくとともに、扶助費が財政を圧迫しないように注視していく必要がある。

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は、類似団体平均をやや下回ったものの、数値としては前年度から横ばいとなっている。なお、繰出金の中で、下水道事業の繰出金については、これまで整備してきた施設の維持管理費などに対するものである。今後においても、経費の節減を図り、繰出金を抑制していく必要がある。

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率が類似団体平均と比較して高くなっている要因は、消防業務を一部事務組合で行っているためであり、行政サービスの提供方法の差異によるものといえる。今後においても、構成市と調整を図りながら、一層の事務の効率化に努める。

公債費の分析欄

志木市行財政再生プランに基づき、事務事業を見直すとともに、以前からの償還も終了してきたことにより、数値は、年々、減少してきている。今後においても、計画的な借入を行い、健全な財政運営に努めていく。

公債費以外の分析欄

公債費以外の経常収支比率については、年々、比率が悪化しており、平成24年度決算では、類似団体平均を上回っている。要因は、各費目に掲載しているとおりであり、今後においても、志木市行財政集中改革戦略プランを着実に推進し、健全な財政運営に努める。

実質収支比率等に係る経年分析(2012年度)

分析欄

実質単年度収支においては、各年度の事業量によって、変動している。財政調整基金残高、実質収支額の標準財政規模に対する比率においては、志木市行財政再生プランの推進や、近年では、普通交付税の増額などにより、高くなっている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2012年度)

分析欄

各会計とも、黒字で推移しており、安定している。今後においては、少子高齢社会の進展に伴って税収の減収が見込まれる一方で、扶助費などの経費の増加が見込まれる。このため、行政運営の効率化や、民間活力の活用など、志木市行財政集中改革戦略プランを着実に進め、財政基盤の強化を図っていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2012年度)

分析欄

元利償還金については、志木市行財政再生プランによる起債の抑制とともに、以前からの償還も終了してきている。算入公債費等においては、平成21年度からほぼ横ばいの状況となっている。今後も、地方債については、計画的な借入を行い、健全な財政運営に努めていく。

将来負担比率(分子)の構造(2012年度)

分析欄

将来負担額のうち、退職手当負担見込額については、戦略的定員管理計画による職員数削減などを進めていることから、数値は年々減少してきている。一方、充当可能財源等については、財政調整基金など充当可能基金の増に伴い、平成20年度決算以降は、将来負担額を上回っている。今後も、地方債については、計画的な借入を行い、健全な財政運営に努めていく。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,