宮城県白石市:農業集落排水の経営状況(2022年度)
宮城県白石市が所管する下水道事業「農業集落排水」について、2022年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2022年度)
経営の健全性・効率性について
農業集落排水事業は、平成30年度の使用料改定により使用料収入は増加したが、経常収支比率が100%を下回る状況となっており、依然として経常費用を使用料収入で賄えていない。また、経費回収率も100%を下回っており、使用料収入では回収すべき経費全てを賄えておらず、収入の不足する部分は一般会計繰入金を財源としているため、更なる汚水処理費の削減を行い、効率的な事業運営に努める必要がある。流動比率について、今回大きく減少した原因は、令和4年度の当初予算作成時に資金期首残高を多く見込んでしまい、一般会計からの繰入金収入額を抑制したことによる資金残高減少のためである。翌年度以降は適切な資金管理を行うことで、例年並みの率となる見込みである。当市の農業集落排水事業では、高齢者単独世帯が多いことや地理的状況等の要因により水洗化が進みにくい地区もあるため、類似団体平均値と比較すると水洗化率は低く、施設利用率も約35%と低い状況となっている。今後も、使用料収入増加のために接続への啓発活動をつづけ、事業規模に対しての適切な施設規模を維持していくため、規模縮小や廃止、農業集落排水処理施設を公共下水道事業に接続するといった広域化による費用削減を図るなど、累積欠損金比率の改善に向けて、次期経営戦略改定時に今後の方針を盛り込めるよう汚水処理方法を検討していく予定である。
老朽化の状況について
法定耐用年数を超える管渠がまだ無いため、管渠老朽化率は0%となっている。また、令和4年度は管渠の更新工事を行っていないため管渠改善率も0%となっているが、有形固定資産減価償却率が年々上昇しており、施設の老朽化は進みつつある。今後の施設更新などは「白石市下水道ビジョン」に基づき、計画的に行っていく。
全体総括
令和4年度は、平成30年度の使用料改定の効果により収益は増加しているが、依然として経常費用を使用料収入で賄えていない状況にある。さらに、年々法定耐用年数に近い資産が増えていることから、将来的に更新需要の増加が予測される。今後も、令和3年3月に作成した「白石市下水道ビジョン」を基に、将来発生する維持修繕等に向けて、経費縮減を最重要課題とし、経費回収率が100%を上回るよう努力していく必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
農業集落排水の2022年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の白石市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。