事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 洋野町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 15,596人 | 現在処理区域内人口 | 976人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 666人 | 現在処理区域面積 | 49ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 22km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
(1)収益的収支比率・経費回収率・汚水処理原価収益的収支比率、経費回収率及び汚水処理原価とも汚水処理に要する経費の抑制により、昨年度と比較し若干の改善となりました。しかし、他会計への依存割合については、86.97%と依然として高い状況となっています。引き続き水洗化の促進と維持管理経費の抑制に努め、使用料体系のあり方について検討していく必要があります。(2)企業債残高対事業規模比率本指標は、令和2年度に続き0となりました。整備はすでに完了しており、新発の起債借入は予定していないことから、地方債残高は減少の一途で数値は同水準程度で推移していくものと予想されます。(3)施設利用率令和3年度の本指標がグラフ上では0となっておりますが、これは錯誤によるもので正しくは34.20であり、ほぼ横ばいとなりました。農村集落の人口密度の低い地域という厳しい条件下にありますが、水洗化の動きと相関関係が強いことから、引き続き、水洗化の促進に努めるとともに、不明水対策も実施し適切な利用率を把握する必要があります。(4)水洗化率令和3年度の本指標は、前年度と比べ1.75ポイント低くほほ横ばいとなりました。類似団体の平均の約8割にとどまっている状況にあります。人口減少が進行する中、水洗化人口の増加を望めない状況下にあり、事業の存続が厳しい状況にあります。
老朽化の状況について
本事業は、平成7年から供用開始し、28年が経過しております。平成21年、22年には、管渠等の補修工事を実施するなど老朽化が少しずつ進んでいる状況にあります。また、令和3年度に監視通報装置の更新工事を行い、施設の監視体制の強化を図りました。今後も計画的に管渠の巡視点検を実施し、住民サービスの低下を招かないよう適切な維持管理に努めていく必要があります。
全体総括
本町の農業集落排水事業は、旧大野村の明戸・向田の2地区で行われており、水洗化状況は令和3年度末現在で281戸・666人であります。経営の健全性・効率性については、総じて良好な状況に見えますが、有収水量と使用料収入がリンクしていない事情があるためで、実際には経営状況は良いとは言えない状況であります。また、一般会計からの繰入金に大きく依存している現状であることから、経営改善に向けて抜本的に考える時期にきているものと考えます。
経営状況
収支構造
総額6,539.5万円
総額2,667.7万円