事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 洋野町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 16,654人 | 現在処理区域内人口 | 1,062人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 790人 | 現在処理区域面積 | 49ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 22km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
(1)収益的収支比率・経費回収率・汚水処理原価収益的収支比率、経費回収率及び汚水処理原価とも汚水処理に要する経費の抑制により、横ばい若しくは若干の改善となりました。しかし、他会計への依存割合については、87.35%と依然として高い状況となっています。汚水処理原価については、有収水量と使用料収入の実態とリンクしていない実情があっての結果といえることから、有収水量の捕捉方法について、次年度以降検討の必要性があります。(2)企業債残高対事業規模比率本指標は、平成29年度に続き、0となりました。整備はすでに完了しており、新発の起債借入は予定していないことから、地方債残高は減少の一途で数値は同水準程度で推移していくものと考えます。(3)施設利用率平成30年度の本指標がグラフ上では0となっておりますが、これは錯誤によるもので正しくは35.32であり、ほぼ横ばいとなりました。農村集落の人口密度の低い地域という厳しい条件下にありますが、水洗化の動きと相関関係が強いことから、引き続き、水洗化の促進に努めるとともに、不明水対策も実施し適切な利用率を把握する必要があります。(4)水洗化率本指標は、年々微増で推移しておりますが、類似団体の平均の約9割に留まっております。人口減少が進行する中、急激な水洗化率の向上を望めない状況下にありますが、水洗化の意義について広く啓発をすすめ水洗化の促進に努める必要があります。
老朽化の状況について
本事業は、平成7年から供用開始し、25年が経過しております。平成21年、22年には、管渠等の補修工事を実施するなど老朽化が少しずつ進んでいる状況にあります。今後も施設の耐用年数を考慮するとともに、計画的な管渠の巡視点検を実施し住民サービスの低下を招かないよう努めていく必要があります。
全体総括
本町の農業集落排水事業は、旧大野村の明戸・向田の2地区で行われており、水洗化状況は平成30年度末現在で280戸・790人であります。経営の健全性・効率性については、総じて良好な状況に見えますが、有収水量と使用料収入の実態とリンクしていない実情があるためで、実際には経営状況は良いとは言えない状況であります。また、一般会計からの繰入金に大きく依存している現状であることから、事業のあり方等について抜本的に考える時期にきているものと考えます。
経営状況
収支構造
総額6,553.7万円
総額2,513.3万円