事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 岩泉町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cc2 |
| 行政区域内人口 | 9,736人 | 現在処理区域内人口 | 2,751人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,850人 | 現在処理区域面積 | 99ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,530m³/日 | 下水管布設延長 | 24km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率及び経費回収率が低い水準にありますが、経費回収率については前年と比べて大きく改善しました。しかし、依然として総収益や汚水処理に係る費用が使用料以外の収入に大きく依存している状況は変わっていないため、使用料収入の確保及び汚水処理費の削減が必要と考えます。企業債残高対事業規模比率は、H28年度において全国平均及び類似団体平均を大きく下回り、順調に推移していることが確認されましたが、今後、耐用年数を経過した処理場の電気・機械設備等の更新が予定されており、計画的な執行に努めていきます。汚水処理原価は、前年と比較して下がったものの、依然として全国平均及び類似団体平均を上回っており、維持管理費の削減や下水道接続率の向上に努め、適正な水準となるよう経営努力を進める必要があります。施設利用率は全国平均及び類似団体平均より低く、処理能力に比べて実際の処理水量が大きく下回っていることから、施設が有効に活用されるよう施設効率の改善に取り組む必要があります。水洗化率は増加傾向にあるものの、全国平均及び類似団体平均と比較して低い数値となっていることから、さらなる水洗化率の向上のために、下水道未接続世帯に対する普及啓発活動を積極的に展開する予定です。
老朽化の状況について
平成11年の供用開始により、耐用年数を経過した管渠はなく、当面、管渠の更新の予定はありませんが、定期的な点検や修繕を図り、安定的な機能維持に努めます。平成30年度から平成31年度にかけてストックマネジメント計画を策定する予定であり、その後、処理場等の、耐用年数を経過した電気・機械設備等の更新を計画的に進めます。
全体総括
全般的に経営の健全性や効率性を示す指標が、全国平均や類似団体平均より低い水準にあり、経営改善に向けた取組みが必要となっています。具体的には、適正な使用料の設定と下水道接続率の向上を図り、使用料収入の増加を推進するとともに、施設管理においては、平成32年度からストックマネジメントを導入し、事業規模に応じた効率的な投資や計画的な施設更新を行い、費用の抑制に努め、経営の健全化及び効率化を進めて、持続可能な事業運営を目指します。
経営状況
収支構造
総額1.2億円
総額8,171.0万円