経営の健全性・効率性について
⑧水洗化率は98.09%となり、使用料の増収は期待できないこともあり、料金徴収業務、浄化センター維持管理業務の民間委託などを行い経費節減に努めています。その結果、①経常収支比率、⑤経費回収率とも良好な数値を維持し、⑥汚水処理原価も類似団体平均値より低位にあります。③流動比率も150%を超えており、④企業債残高対事業規模比率も206%と平均値より大幅に低く、経営の健全性・効率性に問題はないものと判断しています。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は50%を超えていますが、施設全体の持続的な機能確保及びライフサイクルコストの低減のため、令和3年度にはストックマネジメント計画を策定しており、今後、詳細設計、改築工事を進めていきます。
全体総括
本町下水道事業は、平成3年の事業開始から30年を経過しましたが、経営の健全性・効率性の向上に努め、良好な状態を維持しています。今後もストックマネジメント計画に基づき下水道施設を適切に管理し、平成28年度に策定した「下水道経営戦略」に沿って、安定した事業運営に引き続き努めていきます。