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財政力指数の分析欄算定基準となる市税の増などにより、基準財政収入額が増加したものの基準財政需要額も増加したことにより比率が同値となった。類似団体平均に比べ、0.01%下回り、今後も市税収入等の歳入の確保に努める。 | |
経常収支比率の分析欄経常一般財源(分母)が市税や地方特例交付金などの増により増加しており、経常経費充当一般財源(分子)は、退職金の減などにより減少していることから経常収支比率は0.5%減少した。類似団体平均に比べ、5.3%高い数値となっており、少子高齢化に伴う社会保障経費は今後も増加が予想されるため、全ての事業についてゼロベースでの見直しを行い、歳入に応じた歳出構造へ転換を図ることが必要となる。 | |
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄端末更新に係る経費の増などにより物件費が増加したため、前年度と比べ、1,002円増加した。類似団体平均に比べ、14,218円低い水準にはあるが、引き続き、歳出予算の計画的な執行により、歳出削減に努める。 | |
ラスパイレス指数の分析欄前年度と比べて0.2%の増となっているものの、類似団体平均に比べ、0.2%低い水準である。今後も、国や県、県内市町村等の動向を注視しながら、給与の適正化に努める。 | |
人口1,000人当たり職員数の分析欄類似団体平均に比べ、0.02人低い水準であり、前年度に比べ、0.08人増加しており、引き続き、定員適正化計画に基づいて、事務の民間委託や統廃合を実施し、定員の適正化に努める。 | |
実質公債費比率の分析欄元利償還金が減少したものの、3カ年平均では0.5%増となった。類似団体平均に比べ、1.6%低くなっているが、今後庁舎の建設を控えており、公債費は増額となるため、交付税算入される地方債の活用を図り、実質的な将来負担の抑制に努める。 | |
将来負担比率の分析欄一般会計等に係る地方債の現在高の増加があるものの、減債基金残高の増等により充当可能基金は増加しており、前年度に引き続き、比率なしとなっている。今後も事業実施の適正化を図り、財政の健全化に努める。 |
人件費の分析欄退職者数の減による退職手当の減少や、地方税や地方地方特例交付金の増などによる経常一般財源(分母)の増加により、前年度に比べ、0.7%低下した。類似団体平均と比べ、2.4%高くなっていることから、今後も定員適正化計画の推進等により、人件費の抑制に努める。 | |
物件費の分析欄観光案内所の管理に係る経費などが増加したものの、地方税や地方地方特例交付金の増などによる経常一般財源(分母)の増加により、前年度と比べ、比率は同値となった。類似団体平均と比べ、0.1%高い水準にあるため、今後も既存事業の見直しや、より一層の経常経費の削減に努めていく。 | |
扶助費の分析欄地方税や地方地方特例交付金の増などにより経常一般財源(分母)が増加したものの、扶助費支給事業などの増加により、前年度に比べ、0.5%上昇した。類似団体平均と比べ、2.2%高くなっていることから、市税等の経常一般財源の確保に努めるとともに、既存事業の見直し等により、上昇傾向にある社会保障経費の抑制に努める。 | |
その他の分析欄介護保険事業特別会計繰出金や後期高齢者医療事業特別会計繰出金などの増加があるものの、地方税や地方地方特例交付金の増などによる経常一般財源(分母)の増加などにより、前年度に比べ、0.1%低下した。類似団体平均と比べ、2.5%高い水準にあることから、今後も引き続き特別会計の健全化に努め、普通会計の負担軽減を図る。 | |
補助費等の分析欄地方税や地方地方特例交付金の増などによる経常一般財源(分母)の増加や、公共下水道事業繰出金の減少などにより、前年度に比べ、0.2%低下した。類似団体平均と比べ、2.6%低い水準にあるものの、引き続き既存の補助金の見直しや、受益者負担の適正化に努めていく。 | |
公債費の分析欄臨時地方道整備などにおける元金償還の終了したものの、臨時財政対策債や多目的グラウンド整備事業などの元金償還が開始したため、前年度と比べ、比率は同値となった。類似団体平均と比べ、0.7%高くなっており、今後も臨時財政対策債等の元金償還が増加していくため、今後も償還と借入のバランスを考慮し、将来への負担増とならないよう努める。 | |
公債費以外の分析欄地方税や地方地方特例交付金の増などによる経常一般財源(分母)の増加や、退職者数の減による退職手当の減少などにより、前年度に比べ、0.5%低下した。類似団体平均と比べ、4.6%高い水準にあることから、今後も事務処理コストの抑制や公共施設等マネジメントの推進などの行政経営改革に取り組み、経常経費の抑制に努める。 |
総務費は、公会堂整備事業の増などにより住民一人あたりのコストは前年度に比べ、13,395円増加しているが、類似団体平均と比べた場合は、4,299円低くなっている。民生費は、子どものための教育・保育給付事業や児童扶養手当支給事業の増などにより住民一人あたりのコストは前年度に比べ、5,220円増加し、類似団体平均と比べ、、3,940円高くなっている。教育費は、中関小学校改築事業の完了による減があるものの、勝間小学校改築事業や小中学校空調設備整備事業の増により、住民一人あたりのコストは前年度に比べ、8,162円増加し、類似団体平均と比べた場合も、3,054円高くなっている。公債費は、臨時地方道整備における元金償還の終了による減があるものの、臨時財政対策債や人工芝多目的グラウンド整備事業などの元金償還の開始により、住民一人あたりのコストは前年度に比べ、136円増加しているが、類似団体平均と比べた場合は、2,644円低くなっている。事業についてゼロベースでの見直しを行い、歳入に応じた歳出構造へ転換を図り、将来にわたり構持続可能な行財政基盤の構築を推進していく。
歳出決算総額は、住民一人あたり、380,735円となっている。歳出の主な構成項目である扶助費については、住民一人あたり、97,631円となっており、前年に比べ4,670円増加している。主な増加要因は、子どものための教育・保育給付事業や児童扶養手当支給事業などの増などによるものである。今後は、少子高齢化に伴う社会保障経費の増加が見込まれるだけでなく、防災拠点ともなる市庁舎の早期建替をはじめとした老朽化した施設への対応など、市民の安心・安全の確保に向けた取り組みも積極的に進める必要があり、歳出のさらなる増加が見込まれる。そのため、全ての事業についてゼロベースでの見直しを行い、歳入に応じた歳出構造へ転換を図り、選択と集中により効果的な施策を展開し、将来にわたり構持続可能な行財政基盤の構築を推進していく。
分析欄令和元年度は標準財政規模が増加し、地方税や地方特例交付金の増加や退職者数の減による退職手当の減少などにより、実質単年度収支の赤字も縮小したため、標準財政規模に対する実質単年度収支の比率は前年度に比べ2.22%改善した。今後も経常経費を含め事業の見直し等を行い、実質単年度収支の改善に努める。 |
分析欄全ての会計において黒字となっており、本市全体では、28.09%の黒字で、前年度に比べ、0.11%高くなっている。早期健全化基準である17.20%の赤字を大きく上回っており、健全な状態といえる。 |
分析欄臨時財政対策債や多目的グラウンド整備事業などの元金償還が開始したものの、臨時地方道整備などの元金償還の終了したため、元利償還金は減少となったが、算入公債費等も減となり、実質公債費比率の分子は増加した。分析欄:減債基金該当なし |
分析欄一般会計等に係る地方債の現在高は、臨時財政対策債や公会堂整備事業完了に伴い増加しているため、将来負担比率の分子は前年度に比べ増加した。前年度同様、将来負担比率の分子はマイナスを維持しているが、今後も事業実施の適正化を図り、財政の健全化に努める。 |
基金全体(増減理由)地方消費税交付金の減少や企業誘致推進事業の増加などにより財政調整基金の残高が165百万円減少したものの、将来の多額の公債費の負担に備えるため減債基金の積立てを行ったことで減債基金の残高が301万円増加したことなどにより、全体の基金の残高は103百万円増加した。(今後の方針)事業についてゼロベースでの見直しを行い、歳入に応じた歳出構造へ転換を図り、基金の取崩に依存しない健全な財政運営を推進し、計画的かつ有効的に基金を活用する。また、基金の一括運用及び債券の購入管理することで、資金運用のさらなる効率化を図る。 | |
財政調整基金(増減理由)地方消費税交付金の減少や企業誘致推進事業の増加などにより、財政調整基金を取崩し、残高が165百万円減少した。(今後の方針)事業についてゼロベースでの見直しを行い、歳入に応じた歳出構造へ転換を図り、基金の取崩に依存しない健全な財政運営を推進し、一定額以上の基金残高を確保する。 | |
減債基金(増減理由)将来の多額の公債費の負担に備えるため減債基金を積立てたため、残高が301万円増加した。(今後の方針)市債の償還に必要な財源を確保し、多額の公債費の負担に備える。 | |
その他特定目的基金(基金の使途)庁舎建設基金は、市庁舎を建設するため。社会福祉事業振興基金は、社会福祉事業の振興及び奨励を図るため。緑地管理基金は、緑地の適正な管理を図るため。国際交流基金は、国際交流活動の推進及び国際交流の環境整備を図るため。教育振興基金は、教育の振興を図るため。(増減理由)庁舎建設事業の着手により庁舎建設基金を取り崩したため、63百万円減少し、その他特定目的基金の残高全体としても64百万円減少した。(今後の方針)各々の基金が目的とする事業について、計画的に実施できるように必要な財源を確保する。 |
有形固定資産減価償却率の分析欄現在、市庁舎をはじめとした多くの公共施設等の老朽化が進んでいるが、今後、同時期に更新を迎えることがないように、更新時期の平準化を図る。※平成28における当市指数は、減価償却累計額÷有形固定資産額(非償却資産の土地等含む)で算出されているが、当市指数を他市同様、減価償却累計額÷有形固定資産額(償却資産)で算出した場合、「59.1」となる。 | |
債務償還比率の分析欄臨時財政対策債や公会堂整備事業完了に伴う地方債の現在高の増により、将来負担額が増加し、債務償還比率が前年に比べ増加した。今後、老朽化した施設の更新に伴い地方債の発行が増加することが想定されるが、引き続き、充当施設の耐用年数に応じた適正な借入期間を設定し、受益と負担を一致させることにより、債務償還可能年数の適正化に努める。 | |
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析将来負担比率についてはH28年度以降マイナスを維持し指数なしとなっており、有形固定資産減価償却率については、類似団体と比べると、類似団体と同水準であるが、多くの公共施設等の老朽化が進んでおり、今後一斉に更新時期を迎えることが予測されるため、ライフサイクルコストの縮減や事業実施の適正化を図る。※H28における、有形固定資産減価償却率は、減価償却累計額÷有形固定資産額(非償却資産の土地等含む)で算出されているが、当市指数を他市同様、減価償却累計額÷有形固定資産額(償却資産)で算出した場合「59.1」となる。 |
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分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析実質公債比率は、前年に比べ増加し、将来負担比率についてH27年度以降はマイナスを維持し指数なしとなるが、今後庁舎建設に伴う公債費の増により、それぞれの数値の悪化が見込まれる。今後も事業実施の適正化を図り、財政の健全化に努める。 |
類似団体と比べると、有形固定資産減価償却率が、特に高くなっているのは児童館である。児童館について耐用年数である47年に対し、建築後40年以上を経過しており、有形固定資産減価償却率が95.6%と高くなっている。今後、防府市公共施設等マネジメント基本方針に基づき、各公共施設において、安全性や経済性を重視した計画的な整備・維持管理を行った上で、長寿命化を推進していくと共に、統廃合・複合化検討によるライフサイクルコストの削減を図っていく。※上記の平成28における当市指数は、有形固定資産額(非償却資産の土地等含む)を基に算出されているが、当市指数を他市同様、有形固定資産額(償却資産)を基に算出した場合は以下のようになる。有形固定資産減価償却率【道路】55.1、【橋りょう・トンネル】同値、【公営住宅】75.8、【港湾・漁港】57.5、【認定こども園・幼稚園・保育所】48.8、【学校施設】54.3、【公民館】52.2一人当たり有形固定資産(償却資産)額【橋りょう・トンネル】】同値、【港湾・漁港】59,685
類似団体と比べると、有形固定資産減価償却率が特に高くなっているのは庁舎で、建築後60年以上を経過しており老朽化が著しいが、令和3年度から新庁舎建設に向け工事着手しており、新庁舎建設後は数値の改善が見込まれる。一方、特に低くなっているのは体育館・プールであり、平成21年度に防府市スポーツセンター体育館が完成したことが影響している。今後、防府市公共施設等マネジメント基本方針に基づき、各公共施設において、安全性や経済性を重視した計画的な整備・維持管理を行った上で、長寿命化を推進していくと共に、統廃合・複合化検討によるライフサイクルコストの削減を図っていく。※上記の平成28における当市指数は、有形固定資産額(非償却資産の土地等含む)を基に算出されているが、当市指数を他市同様、有形固定資産額(償却資産)を基に算出した場合は以下のようになる。有形固定資産減価償却率【図書館】同値、【体育館・プール】同値、【福祉施設】70.7、【市民会館】34.3、【一般廃棄物処理施設】33.6、【保健センター・保健所】62.0、【消防施設】47.7、【庁舎】95.9一人当たり有形固定資産(償却資産)額【一般廃棄物処理施設】124,079
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