経営の健全性・効率性について
林業集落排水施設は、奥津地区の羽出西谷上と泉源の2か所に整備しています。2地区あわせても対象人口が67人と非常に規模が小さいことから、経営は非常に厳しいものとなっています。特に⑤経費回収率と⑥汚水処理原価は施設が小規模であるため、簡単な修繕等でも大きく影響が出ます。
老朽化の状況について
施設はそれぞれ平成14年と15年に使用開始しており、比較的新しいものです。施設規模や経営状況から、単独での大規模修繕は不可能な状態であり、今後迎える施設設備更新時期には、機能強化事業等何らかの助成が受けられる方策の検討が必要となります。
全体総括
林業集落排水事業は、規模が極端に小さいため、経営という観点からは非常に厳しいものとなります。他地区との統合については、隣接地に他の下水道事業がなく困難な状況です。今後は町の他部局や県等と協議をし、何らかの対策を実施する必要があると考えています。