鏡野町:林業集落排水
団体
33:岡山県
>>>
鏡野町:林業集落排水
地方公営企業の一覧
簡易水道事業
末端給水事業
公共下水道
特定環境保全公共下水道
農業集落排水
林業集落排水
国保病院
収録データの年度
2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
経営比較分析表(2014年度)
経営の健全性・効率性について
林業集落排水施設は、奥津地区の羽出西谷上と泉源の2か所に整備しています。2地区合わせても対象人口が80人と非常に規模が小さいことから、経営は非常に厳しいものとなっています。①収益的収支比率は100%ですが、⑤経費回収率は14.16%であり、起債の元利償還以外の維持管理経費も、その85%を一般会計繰入金に頼っている状況です。⑥汚水処理原価について、平成26年度は類似団体を下回ることができましたが、これは施設修繕を抑制することができたことに起因するものです。⑧水洗化率が平均を下回っていますが、高齢者世帯が多いこと、既に浄化槽を設置している世帯もあることを考えると、大幅な向上は望めない状況とも言えます。
老朽化の状況について
施設はそれぞれ平成14年と15年に使用開始しており、新しいものです。施設規模や経営状況から、単独での大規模修繕は不可能な状態であり、今後迎える施設設備更新時期には、機能強化事業等何らかの助成が受けられる方策の検討が必要となります。
全体総括
林業集落排水事業は、規模が極端に小さいため、経営という観点からは非常に厳しいものとなります。平成26年度決算では、年間維持管理費が2施設合わせて469万円で、うち処理場2施設の管理委託に249万円、ポンプ施設の管理委託に101万円となっていますが、これも機能を維持する最低限の業務内容となっており、より一層の経費節減も難しい状況です。また、他の下水道事業とも隣接しておらず、事業の統合も困難な状況です。今後は、町の他部局や県等とも協議を重ね、何らかの対策を実施する必要があると考えています。
地方財政ダッシュボードについて
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
)もご記載ください。
収録資料
| 「財政状況資料集」
| 「経営比較分析表」
| 「統一的な基準による財務書類に関する情報」
|
© 2019- 地方財政ダッシュボード
| 🔗澁谷 英樹 (researchmap)
| 🏫澁谷 英樹 (南山大学)