経営の健全性・効率性について
林業集落排水事業の概況①経常収支比率おおむね100%で推移している。総収益のうち他会計からの補助金が47.83%占めている。③流動比率100%に満たないが、改善する方向に推移している。⑤経費回収率100%を大きく下回り、類似他団体よりも大きく差がある。人口減少による使用料収入の減少もあるので、今後は処理方式の検討も含めて対応していく必要がある。⑥汚水処理原価施設修繕があり昨年度より高くなっている。⑦施設利用率使用水量が減少し、利用率が減少に転じた。⑧水洗化率類似団体を若干下回っているので、今後も地区内の水洗化に努める。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率類似団体と比較して低くなっているが、上昇傾向にあるため、今後の更新を計画する必要がある。②耐用年数を経過した管渠がないため発生していない。③管渠改善率整備年が遅く、更新することがないため実績がない。
全体総括
当町の下水道4事業のうち、林業集落排水は過疎地域であり、また地形も起伏が多いため、経費回収率の向上が厳しい状況である。処理方法も含めて検討していく必要がある。