経営の健全性・効率性について
類似団体と比較しても、当町の施設規模は小規模であり、使用料金収入にも限界があるため、経営状況は厳しい状況にある。このため、使用料金により補えない費用については、一般会計繰入金により補填している状況にある。
老朽化の状況について
管渠については、平成15年に布設されたものが最も古く、現在布設から15年が経過しているが、管渠の標準耐用年数は50年であることから、現在のところ早急な更新の必要はない。今後は、定期的な点検等を実施し、管渠等施設の長寿命化を図っていく計画である。
全体総括
類似団体と比較すると、経営状況は厳しい状況にあると判断されるが、既に整備も完了し、水洗化率も100%となっているので、これ以上の好転は見込めないのが現状である。今後は、維持管理費の削減に努め、使用料金改定についても検討を行っていく予定である。なお、改定時期は下水道の使用料金と統一料金であることから、時期を合わせて行う予定である。