簡易水道事業(法適用) 小規模集合排水 特定地域排水処理施設 簡易排水 個別排水処理施設 簡易水道事業(法適用) 特定環境保全公共下水道 農業集落排水施設
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人口一人当たりの税及び税交付金は類似団体平均並であるので、基準財政需要額が類似団体と比較して高いことが低位にある理由と考えられる。人口は類似団体平均並みであるので、公債費による基準財政需要額の増額が原因と考えられる。新発債の制限、繰上償還や直営事業の民間移譲を行い財政状況の改善に努める。
内訳は公債費25.7%が最大であり以下人件費16.7%、繰出金13.9%、補助費13.2%、物件費10.6%と続く。平成18年度より普通建設事業に対する起債額を年5億円に抑えているほか毎年繰上償還を行っているため改善傾向にある。福祉施設の経営を直営で行っていたため近隣自治体と比較して職員数が多い状態にある。事業の民間移譲を行い職員数を200名程度まで削減する計画である。継続して90%を下回るよう努力する。経常支出総額自体は大きく変化していないが、交付税が伸びているため経常収支比率が改善することとなっている。
類似団体と比較して1人当たりの人件費および物件費が多い。人口よりも面積に応じた数としているため職員数が多い状態にあるほか、福祉施設の指定管理料、共同処理を行う事務組合に対する負担金があるため類似団体に対して金額が大きくなっている。指定管理対象の福祉施設に派遣している職員数については適正化計画に従い削減する方針であり、派遣職員人件費に相当する指定管理料は減額の見込みである。近年の経済対策では事業を委託により実施する例が多いため、増額が続いている。
新規採用抑制により職員総数は減少しているが年齢構成は国家公務員と比較して高年齢層が増大していることと、国家公務員が地域給導入に際して昇給抑制(1号)を行っているのに対して地域給のない本町は本則どおりの昇給を行っていたため漸増傾向にあったが、国家公務員の昇給抑制が終了したため平成22年度は微減となった。
面積が419.2平方キロメートルと大きいうえ、合併により人口が集中している地域が複数ある状態となったため窓口を1箇所に集中させるとアクセスできない人口が大きくなりすぎ、また、道路や戸別訪問など面積に応じた人員配置が必要な事業が多いので人口に対する職員数が大きくなっている。適正化計画では、今後は指定管理委託の対象となっている施設に派遣している職員数を減らすことにより総人件費を抑制することとしている。派遣職員はこの数値に含まれておらず、現在の職員数が人口より面積に応じた数であるため人口千人あたり職員数は今後とも大きく減少することはない見込である。
新発債の抑制と繰上償還により公債費が減少していることに加え、基準財政需要額に加算が多いことから改善傾向にあった。今後とも普通建設事業に充当する起債額を5億円に制限することを継続する。また、減債基金の計画的な取り崩しを行なっていく。公債費総額は減少するものの、合併算定替えの終了により基準財政需要額が減少することから約20%で落ち着くものと見込まれる。
平成10年頃に行った経済対策および合併に伴う普通建設事業の財源として大幅な起債を行っているため類似団体と比較して高い値となっている。平成18年度より普通建設事業に充当する起債額を5億円に抑えたことにより起債残高が減少しており数値は改善傾向にある。
類似団体と比較して人口当たりの交付税が大きいため、人口1人当たり人件費は類似団体平均を上回っているが経常収支比率は低く抑えられている。指定管理などにより民間に移管した施設に職員を派遣しているため人件費としては計上されないが、これらに対する委託料等の内人件費相当額が物件費を増嵩させる一因となっている。適正化計画に従って約200人となるまで削減を行うが、派遣職員の引き上げも伴うため人件費の対象となる人数に大きな変動はない見込みである。
かつてより福祉施設の整備には重点を置いていたため町内に多くの施設を抱えており、現在はそれらの施設を指定管理により運営しているため類似団体と比較して額が大きくなっている。可能なものから業務の民間移譲を行うこととしているほか、指定管理委託料に派遣職員の人件費が含まれるので、適正化計画に従い派遣数を減らし経費を抑制する計画である。
繰出金が13.9%、維持補修費が1.7%となっている。簡易水道事業、下水道事業特別会計において起債償還負担が大きくなっているため繰出金が増加している。国民健康保険、簡易水道、下水道事業各特別会計において税率、利用料の見直しを行なっているが、特に国民健康保険において負担増に反対する意見がある。公営企業債は償還年限が長いため今後も繰出金は高い水準で推移するものと考えられる。
平成10年頃の経済対策および合併に伴う事業に充当するため行った起債が高額であるため類似団体と比較して高い水準にある。新発債について、普通建設事業に充当するものを5億円に制限しているため総額は今後とも減少を続ける見込みであるが、合併算定替え終了に伴う普通交付税の減額による予算規模の縮小により公債費に係る経常収支比率は総額ほどには減少せず、実質公債費比率は20%程度となる見込みである。
人件費、補助費等の減と扶助費、その他の増が同程度となりほぼ横ばいが続いている。類似団体平均は減少傾向にあるが、これは人件費の影響が大きいと思われ、邑南町においては従来より類似団体平均より少ないため減少の余地が少なく横ばいにとどまったと考えられる。
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