個別排水処理施設
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公共下水道
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大型事業所(工業団地)を有しており、類似団体を上回る税収があるため0.73となっているが、景気の低迷等により近年低下傾向(平成25年度は、平成24年度財政力指数を上回ったが、平成26年度は0.01低下し、平成27年度は横ばい)にあるため、税の徴収強化(5年間で0.1%の向上)等による歳入の確保に努める。
当町は、類似団体を2.6%上回っている。、今年度、経常収支比率が87.2%と前年比3.1ポイント改善しているのは、経常一般財源においては、人件費が退職職員入替による職員給の減額等により大幅な減(-35百万円)となっている。また、補助費等では、一部事務組合等への補助費が大幅な減(-47百万円)となっている。一方、公営事業等への繰出については、国保会計・介護会計・後期高齢者医療会計への繰出金が大幅な増(約34百円)となっている。下水道事業への繰出金も前年に続き増加(約4百万円)している。今後、下水道事業への繰出金は減少していくが、国保会計・介護会計・後期高齢者医療会計への繰出金の増加が見込まれ経常収支比率の悪化が懸念される。
人件費、物件費および維持補修費の合計額の人口一人当たりの金額は類似団体平均を大きく下回った結果となっている(平成23年より市町類型区分が変わったため)。人口1人当たりの決算額は人件費の減少により、前年より749円の減となった。前年を下回った原因は、人件費の減(約35百万円)については、退職職員入替による職員給・の減額(-14百万円)及び共済組合負担金・退職手当組合負担金の負担率の減(-16百万円)によるもので、物件費の増(約6百万円)については、小学校体育館建替え等による備品購入費(13百万円)や制度改正によるシステム改修や事業の委託料(11百万円)が増加したことによる。今後も行財政改革の推進により一層の経費削減に努めていく。
ラスパイレス指数は類似団体の中では比較的高い水準にあるが、要因として、国が平成21年度まで実施した昇給抑制措置があげられる。平成19年1月に国と同様の給与構造改革を実施し、今までラスパイレス指数を高めていた高齢層の給与を抑制した。平成27年度は、平成26年度と比較して増減はないが、今後も、人事院勧告や財政状況の見通し、近隣市町の動向を踏まえて、より一層の給与の適正化に努めていく。
平成27年度末職員数は156人であるが養護老人ホーム(10人)など特殊要因を含んでいる。人口当たり職員数は、類似団体平均を若干下回っている。(平成23より市町類型区分が変わったため)第3次定員適正化計画(平成17~平成22)では、10人減員目標に対し計画を大きく上回る19人の減員となった。現在、第4次定員適正化計画(平成23~平成27)に基づき、現数を維持しながら効率的な行政運営に努めているが、今後も退職者数に応じた新規採用を行うなど、適正な人員の確保に努める。
実質公債費比率は、平成24年度より徐々に改善されていたが、平成27年度は前年度から0.2ポイント悪化の12.1%となっており、類似団体平均を3.6%上回っている。悪化の主な要因としては、公営企業(下水道事業)に係る地方債の償還に充てる繰入金の増(約12百万円)によるものである。類似団体との比較では、公営企業債等の繰入見込額が多いため平均を上回っているものと考えられる。今後、下水道事業の減少とともに実質公債費比率の改善が見込まれるが、引き続き適正な地方債発行による財政の健全化を図っていく。
当町の将来負担比率は、前年度に比べ0.5ポイント悪化している。これは、地方債現在高の増加(駅周辺整備事業、小学校体育館建設等で484百万円増加)及び充当可能特定収入の減(-22百万円)が主な要因である。類似団体平均との比較では、約3.4倍(109ポイント)と大きな開きとなってきている。平成22年度~平成24年度の間、既発債の繰上償還と財政調整基金の積立を行い、平成27年度においても約47百万円を財政調整基金に積立て、将来負担比率の改善に努めたが、今後も一層の行政改革の推進及び税収の確保を行い、一般財源を確保するとともに、適正な地方債発行による事業推進により地方債の新規発行を抑制していき、財政の健全化に努める。
職員数や手当の水準が類似団体平均と比較して低いために、人件費に係る経常収支比率は低くなっている。主に、ごみ・し尿処理業務及び常備消防業務を一部事務組合や事務委託において実施していることや、直営で行っている保育所や老人ホームも保育料などの特定収入を人件費に充てているためである。第3次定員適正化計画に基づく定員の削減を進めた結果、団塊の世代の大量退職に加え、若年層の普通退職もあり、職員数は計画時10名減を9名上回る19名減となった。現在、第4次定員適正化計画に基づき、現数を維持しているが、今後も人件費の適正化に努めていく。
当町は、類似団体平均より0.5%下回っている。主に、ごみ・し尿の処理等を一部事務組合で実施しているため、施設維持管理経費等が物件費から補助費等へ移行している。また、老人憩いの家「文珠荘」等、5つの公共施設について指定管理者制度を導入しているため、物件費が減少している。物件費に係る経常収支比率の増加については、小学校体育館建替え等による備品購入費(13百万円)や制度改正によるシステム改修(11百万円)が増加したことによる。今後も、電算機器に要する経費(委託料・借上料)の増加が見込まれるため、全庁的な経費削減に努める必要がある。
当町は、類似団体平均より0.5ポイント上回っている。扶助費は年々増加傾向にある。平成27年度は、前年度に比べ0.3%増加した。福崎町では、福祉基金を活用し、町単独で多くの福祉施策や子育て支援策を実施しているが、基金が減少を続けており、事業の整理・縮小の必要がある。今後は平成28年度策定の福崎町第5次行政改革大綱・実施計画に基づき、一定の役割を終えた施策や重複する施策などは見直していく方針である。
その他に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、医療費や給付費の増加により、国保会計・介護会計・後期高齢者医療会計への繰出金が大幅な増(約34百円)となっているためで、下水道事業への繰出金も前年に続き増加(約4百万円)している。その結果、類似団体平均より6.1ポイント上回っている。今後、事業の縮小とともに下水道事業への繰出金は減少していくが、高齢化が進むにつれ、国保会計・介護会計・後期高齢者医療会計への繰出金の増加が見込まれるため、保険税や保険料の適正化を図り、普通会計の負担額を低減していくよう努める。
平成23年度以降、類似団体を上回っていたが、平成27年度は類似団体を1.8ポイント下回っている。。常備消防業務を同級他団体へ事務委託、ごみ処理やし尿処理などを一部事務組合で実施しているため、その負担金が補助費の半分以上を占めている。今年度、その補助費が大幅な減(-47百万円)となったため、前年度より1.7%の減となった。今後も一部事務組合等への負担金の減少が見込まれるため、補助費等の占める割合が小さくなると見込まれるが、ごみ処理施設等、施設の老朽化による更新があれば大幅に増加する恐れがある。
現在、類似団体を0.5ポイント上回っている。近年、町立図書館、小学校体育館、幼児園建設や幹線道路整備、下水道整備などの大型事業が集中したため、地方債の元利償還金が膨らんできている。公債費総額は下水道事業が縮小傾向にあるものの、臨時財政対策債の償還及び駅周辺整備の進捗に伴う公共事業債等の償還の増加が見込まれ、今後も公債費の占める比率が大きくなると見込まれる。今後とも、緊急度・優先度・住民ニーズ等を的確に把握した事業の選択により、地方債の発行を抑制していく。
公債費を除いた経常収支比率が類似団体平均を2.1ポイント上回っている。前年度に比べ公債費以外の経常収支比率が減少しているのは、人件費の減(-35百万円)及び扶助費の減(-18百万円)、一部事務組合等への補助費の減(-47百万円)が大きな要因である。全体の経常収支比率の変動にもよるが、公債費総額は臨時財政対策債の償還及び駅周辺整備の進捗に伴う公共事業等債の償還の増加が見込まれるため、今後数年間は増加するが、公債費以外の経常収支は、一部事務組合等への負担金の減少が見込まれるため、小さくなると見込まれる。
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