経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率使用料収入の減少等によりH25以降減少しており、一般会計からの繰入金等に依存する状況である。⑤経費回収率汚水処理費の減により100%となった。類似団体、全国平均ともに比較しても良好な数値となっている。⑥汚水処理原価汚水処理費の減により昨年度から51%の減となった。類似団体とも近い数値を示しており、更なる接続率の向上により有収水量の増加を目指す。⑧水洗化率H25以降増加傾向にあるが、類似団体より低い数値となっている。更なる接続率の向上を目指し普及促進活動を行う必要がある。
老朽化の状況について
平成21年の供用開始であり、比較的新しい管渠、施設である。今後も下水道事業計画書に基づき、適切に点検等の維持管理を行っていく。
全体総括
神川町公共下水道事業は、供用開始から8年と普及途上の事業である。安定的な事業運営を行うためにも、引き続き接続促進活動を実施して下水道への理解を高め、更なる接続率の向上を目指していく。下水道の目的である公衆衛生の向上や、河川等の水質保全、良好な環境を創造するために、今後も健全で効率性の高い事業運営を目指していく。