公共下水道 塩竈市立病院 漁業集落排水施設 簡易水道事業(法適用)
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財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
東日本大震災の影響で市税が減少傾向にあり、指数が0.47と類似団体比較においても下位に位置している。投資的経費の抑制等の歳出の見直しを実施するとともに、さらに市有財産の有効活用を図りながら、自主財源の確保に努める。
平成23年度は東日本大震災の影響により10.0ポイントの大幅な増となったが、平成24年度は若干ではあるが比率は回復した。しかしながら依然として95%を超えており、高い水準にある。中心市街地の再開発や本市施設の復旧・復興など、産業基盤の復興やまちの賑わいを取り戻し、かつ定住人口の増加を目指すことで税収確保に努める。
平成23年度は、東日本大震災の影響により災害廃棄物処理事業等の物件費が大幅に増加した。24年度は決算額は前年度と比べて減となったが、類似団体内順位では最下位となっている。復旧・復興関連事業が落ち着くまではこの傾向が続くと想定される。
類似団体平均より0.02ポイント増となっているが、過去5年間の推移をみると、類似団体平均との差が減少傾向にある。これは、「定員適正化計画」に基づき職員数の適正化に努めてきたことによるものである。
前年度と比較して0.5ポイント増で類似団体平均を上回り上昇傾向にある。普通建設事業の抑制により公債費は減少しているが、市税の減収に伴う標準税収入額等の減が主な要因である。引き続き、普通建設事業の抑制に努めるとともに、収納体制の強化を図り税収確保の努める。
地方債残高の減や減債基金等の積立による充当可能基金の増額等の要因により将来負担比率は前年度と比較して21.4ポイント減少した。今後も公債費等の義務的経費の削減に取り組み、財政の健全化に努める。
「定員適正化計画」に基づく職員数削減の推進により、人件費については、全国市町村平均、県内市町村平均、類団平均を下回る結果となっている。引き続き行財政改革への取り組みを通じて人件費の削減に努める。
物件費に係る経常収支比率は、類似団体平均より低い傾向が続いている。平成24年度も類似団体平均と比べて3.9ポイント低い9.4ポイントとなった。枠配分方式による予算編成により、物件費の抑制に努めている成果が表れている。
扶助費にかかる経常収支比率は前年度比較で0.6ポイント改善した。これは主に生活保護費の減が主な要因であるが、義援金受給による一時的なものある。今後も、高齢化の進展等により、社会保障関係費のさらなる上昇が見込まれる。
その他に係る経常収支比率は、類似団体平均より大幅な増加で推移しており、平成24年度も類似団体平均と比べて9.1ポイント高い24.1ポイントとなった。その他に含まれる経費は、維持補修費と繰出金である。本市の場合は、社会保障関係の特別会計のほか、交通会計や市場会計など独自の会計が多いこと、さらに、各会計への繰出金が年々増加していることが増要因として上げられる。
補助費等に係る経常収支比率は、類似団体平均より低い傾向が続いており、平成24年度も類似団体平均と比べて1.4ポイント低い9.3ポイントとなった。枠配分方式による予算編成により、補助費等の抑制に努めている成果が表れている。
公債費に係る経常収支比率は類似団体平均を1.6ポイント上回っている。公債費の増大は財政構造の弾力性を失わせることから、今後も、普通建設事業費等の抑制に努めながら、公債費を縮減の図っていく。
平成24年度においては、前年度比較して1.9ポイント減少したが、それでも、類似団体平均と比べても1.7ポイント高くなっている。前年度比較では、物件費以外は減となっている。