経営の健全性・効率性について
◆流動比率が100%を下回っていることから、短期的な資金繰りに留意する必要がある。◆経費回収率は、類似団体と比較しても低く、使用料により経費を回収できていない状況ある。一般会計からの繰入により大部分の財源を確保している。◆汚水処理原価は、類似団体と同等の水準にあり、経営の効率性に問題はないと思われる。◆水洗化率は高い水準となっているが、必要投資額を含めて適切な水洗化率目標を検討する必要がある。
老朽化の状況について
◆有形固定資産減価償却率が類似団体と比較しても高いことから、個々の資産の老朽化について、適切に点検・更新等を行っていく。
全体総括
◆流動比率が、資金繰りに留意する必要がある水準となっていることから、資金の確保及び指標の改善を図る必要がある。◆経費の回収については、十分な使用料収入が得られないことから、一般会計からの繰入金に依存している状況であり、使用料単価の適正な設定等を検討する必要がある。