地方財政ダッシュボード

佐賀県みやき町の財政状況(2010年度)

収録データの年度

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共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2010年度)

目的別歳出
性質別歳出
歳入の内訳

財政比較分析表(2010年度)

財政力

大型事業所が少なく、高齢者人口の割合(平成22年国勢調査:28.1%)が全国平均(23.0%)を大幅に上回っている等の理由から財政基盤が弱く、類似団体平均を大幅に下回っている。平成22年度においても、団塊世代の退職や景気低迷による税収の落ち込み、普通交付税における特別枠(雇用対策・地域資源活用臨時特例費)の加算等で、類似団体平均値と同程度の落ち込みとなっている。長引く不況により、企業進出等も見込めないことから大幅な税収の伸びは見込めないが、平成20年度より税滞納額の圧縮を目的として、徴収強化対策室を設置しており、歳入の確保への取組みを強化している。

財政力指数

財政構造の弾力性

歳出面では平成17年3月の市町村合併以前から取り組んでいる退職職員の不補充による人件費の減(平成17年4月1日時点の職員数294名を平成26年度までに186名とすることを目指す。)、歳入面では臨時財政対策債を含めた実質的な交付税の伸びが対前年度10.6%の増となり、前年度に引き続き類似団体平均を下回る結果となった。しかしながら、歳入面での要因は実質的な交付税の伸びであり、自己努力によるものではなく、平成27年度から段階的に削減となる普通交付税及び臨時財政対策債における合併特例措置(平成22年度加算分:1,138百万円)を除いた率は未だ「98.0%」であり、将来を見据えた財政運営の取組み強化が急務である。平成19年度に作成した「集中改革アクションプログラム」に基づき行政の効率化をさらに進めていく。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

前年度より改善したものの、類似団体、県平均値より高い水準にある。退職者不補充と電算処理システムのアウトソーシング化による減がある一方で、緊急雇用創出事業やふるさと雇用再生事業による物件費の増で相殺している。今後も退職職員の不補充は継続しつつ、さらに公立の保育所や養護老人ホーム等施設運営の民間への移譲等を進めていくことで人件費、物件費の抑制を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

国、全国町村平均を下回っているものの、退職者不補充による職員構成の高齢化等により前年度より悪化している。退職職員の不補充は継続しつつ、定員管理の適正化に努める。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

平成16年度の市町村合併時より退職職員の不補充を継続しているが、未だ各平均値を下回っていない。今後も類似団体の数値を考慮しながら、事務事業の見直しに伴う人員配置及び職員定数の適正化を図っていく。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

近年のピークであった平成19年度と比べると2.2パーセント改善したが、各平均値と比べると、依然、高水準である。要因は一部事務組合施設建設に係る公債費の償還や土地改良事業償還助成等である。今後も合併特例事業や下水道事業の起債依存度の高い事業を行う計画であるが、合併特例措置の終了を見据え、基金の統廃合による財源の確保や新規の債務負担行為を行わない等、率の圧縮に努めていく。

実質公債費比率

将来負担の状況

類似団体平均、全国市町村平均、県内市町村平均のいずれをも上回っている。主な要因としては一部事務組合施設(ゴミ処理場、し尿処理場)建設費の償還、農業関連事業の負担金や償還助成金等があげられる。今後も、下水道事業等の進捗による公債費の伸びが退職者不補充による退職手当組合負担見込額の減を上回ることが見込まれ、合併特例措置の終了を見据え、集中改革アクションプログラムに基づく行政の効率化を進めながら財政の健全化を図る。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)

人件費

平成17年3月の市町村合併により、類似団体と比較して職員数が多く、合併以前から継続している退職職員の不補充等により対前年度比では減となっている。しかし、保育所や養護老人ホーム等の施設における退職者の不補充は、そのまま臨時職員の増にもつながっており、さらに消防業務、介護保険事業、ゴミ処理業務等一部事務組合で行っているものも多く、当該組合の人件費に充てる負担金や公営企業会計の人件費に充てる繰出金等人件費に準ずる費用を合計すると、その乖離幅はさらに広がる。今後も退職職員の不補充、公立の保育所や養護老人ホームの民間移譲等事務事業の見直しを進めていくことで改善に努める。

経常収支比率(人件費)

物件費

類似団体、県内市町村より低い水準で移行しており、引き続きコスト削減の努力を進めていく。

経常収支比率(物件費)

扶助費

類似団体の平均を下回っているが、子ども手当の創出等により前年度より増となっている。今後は公立保育所の民間移譲等、増加要因となる計画もあるため、引き続き支出の適正化に努める。

経常収支比率(扶助費)

その他

前年度と比して0.3%の減となっている。後期高齢者医療、公共下水道、国民健康保険特別会計等特別会計への繰出金が増となったものの、歳入の経常一般財源等の増(普通交付税、臨時財政対策債)が主な要因である。今後は、平成27年度から合併特例措置の段階的削減が開始される一方、下水道事業の建設推進や老年者人口の増等により繰出金の増、及び合併以前に建設した建物の老朽化による維持補修費の増が見込まれるため、財政状況に応じた事業計画を進めていく必要がある。

経常収支比率(その他)

補助費等

補助費等に係る経常収支比率が各平均値を大きく上回っているのは、一部事務組合施設(ゴミ処理場、し尿処理施設)建設に係る借入金の償還、社会福祉法人や農業関連の償還助成等が多額になっていることによるものである。対前年度比では1.7%改善したが、土地改良区に対する償還助成の減及び歳入の経常一般財源等の増(普通交付税、臨時財政対策債)が主な要因である。これ以上の拡充は財政を圧迫していくことにつながることから、助成団体の統廃合を進め、新規補助の抑制に努める。

経常収支比率(補助費等)

公債費

公債費については各平均値を若干下回っている。公的資金補償金免除繰上償還の実施や償還が完了するものも多いが、今後は臨時財政対策債元金償還の開始や合併特例債元利金の償還で上昇する見込である。また、一部事務組合等発行地方債の償還に係る負担金や圃場整備事業に係る土地改良区借入金に対する償還助成等、公債費に準ずる費用は類似団体平均を大幅に上回っており、さらに、公共下水道事業の進捗、平成27年度からの普通交付税等の合併特例措置の段階的削減による一般財源の減に対応しうるよう新規の起債は可能な限り抑制していくよう努める。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

類似団体と全国平均を下回り、一見、改善の方向に向かっている。しかしながら、退職者不補充による人件費の減等があったものの、改善の第1の要因は普通交付税及び臨時財政対策債等経常一般財源等の増によるものであり、自己努力の成果ではないことに留意しなければならない。平成27年度からは合併特例措置の段階的削減が始まるが、補助費等における一部事務組合負担金の高止まり(一部事務組合負担金/補助費等の経常一般財源等:74.6%)、老朽施設の今後の維持補修費等を考慮すると、将来を見据えた一層の行財政改革が必要である。

経常収支比率(公債費以外)

実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)

分析欄

実質収支額は各年度間の大きな増減はないが、実質単年度収支は、普通交付税に臨時財政対策債を加えた実質的な交付税が対前年度比で10.6%の増となる等、一般財源等が増となったことから、財政調整基金へ積立てたことで大きな伸びを示している。近年の退職者の不補充や土地改良区への償還助成の漸減等一般財源充当経費の減、交付税等の増もあり黒字が続いているが、11億円を超す合併特例措置が行われている現状ではその傾向が継続していくものと思われる。既出の合併特例措置は平成27年度から段階的に削減され、平成32年度からは1団体としての実質的な交付税の算定となるため、基金からの繰入れに頼らず、黒字での財政運営を継続していけるよう努める。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)

分析欄

一般会計と公営事業会計の実質収支の合計額が黒字であったため算定はありません。今後も黒字での財政運営が継続できるよう努める。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

実質公債比率が縮小(前年比-1.3)している背景には、臨時財政対策債や合併特例債の償還は増加しているものの、平成21年度に行った公的資金の補償金免除繰上償還(65百万円)の影響、償還が完了したものもあるため、前年度と同程度の元利償還金となっている。公営企業の償還財源への繰入金(9百万円増)は、下水道事業が供用を開始して間もなく、計画区域までの工事も進行中であることから、今後も増加していく見込みである。債務負担行為に基づく支出額については県営圃場整備事業の土地改良区償還助成(-10百万円)が減少した。農業関連の支出は近く完了するものも多く、減少傾向にある。また、臨時財政対策債及び合併特例債の元利償還金の増により、普通交付税が増加(152百万円)し、算入公債費等が増加したことで算定対象となる公債費等(分子)は減少している。今後も合併特例事業や下水道事業の起債依存度の高い事業を行う計画であるが、合併特例措置の終了を見据え、基金の統廃合による財源の確保や新規の債務負担行為を行わない等、率の圧縮に努めていく。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

平成20年度をピークに減少傾向にある。一般会計地方債残高(1,379百万円増)と公営企業債繰入見込額(138百万円増)は増加しているが、債務負担行為支出予定額(-110百万円)と組合負担等見込額(-331百万)は減少している。債務負担行為に基づく支出予定額については、県営圃場整備事業の各土地改良区の償還助成分が終了が近づき、筑後川大堰建設特定灌漑利水者負担金が平成24年度までとなっており、減少している。また組合負担金等においても組合等の地方債現在高の減少に伴い減少している。また、退職手当負担見込額についても減少しているのは(-51百万円)、退職者があるものの新規採用がなく、職員が減少しているためである。今後も下水道事業等の進捗による公営企業繰入見込額の伸びが退職者不補充による退職手当負担見込額の減を上回ることが見込まれ、合併特例措置の終了を見据え、集中改革アクションプログラムに基づく行政の効率化を進めながら財政の健全化を図る。

将来負担比率

よくある質問

このページで何が分かりますか?

佐賀県みやき町の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

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