事業・施設概要
| 都道府県 | 愛媛県 | 経営主体 | 久万高原町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定地域生活排水処理 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | K2 |
| 行政区域内人口 | 7,828人 | 現在処理区域内人口 | 777人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 777人 | 現在処理区域面積 | 56ha |
| 晴天時現在処理能力 | 524m³/日 | 下水管布設延長 | 0km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は上がってきてはいるが、人槽に対する使用人数が少ないため、経費回収率が低い状況である。山間地域の一人暮らしの高齢者は増加を続けており、建築年数の長い家屋等は延床面積が大きく、料金収入よりも維持管理費の方が大きくなっている。整備開始以降、15年以上を経過している躯体も多くなってきており、送風機(ブロワー)等の本体修理や消耗品交換経費は、増加傾向である。経費回収率が低いため、一般会計からの繰入金への依存傾向が高く、近隣市町よりも料金設定が高く、安易な料金改定は難しいうえ、維持管理費(検査・清掃・修理等)の大幅な削減は容易でない。令和5年度から企業会計移行を予定しているが、経営改善へ向けての効果的な施策の検討が必要となっている。人槽に対する使用人数が少ないことは、汚水処理原価の高い要因となっている。施設利用率については、利用人数が少ない浄化槽が多いため低くなっている。水洗化を希望する世帯に浄化槽設置を行っているため、水洗化率については100%となっている。
老朽化の状況について
浄化槽の躯体はプラスチック(FRP)でできており、老朽化の心配はほぼ問題なく、単体整備であるため管渠の改善は必要ない。しかし、ブロワーや消耗品など経年劣化に伴う、修繕・交換等は年々増加する見込みであるが、適切な維持管理を行う必要がある。
全体総括
汚水処理原価を下げ、料金回収率及び水洗化率を上げる必要があるが、高齢化・過疎化による人口減少のため、人槽に対する使用人数の増加が見込めないうえ、安易な料金改定も行えない。また、浄化槽事業の使用料は、他の下水道事業使用料と公平性を保つために、同一の料金体系をとっている。経営戦略及び令和5年度の法適化移行により適切な料金設定を検討するとともに、過疎化・高齢化に対応した、施設の維持管理方法も検討し、経費の節減も検討していく。
経営状況
収支構造
総額2,861.6万円
総額2,747.6万円