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広島県安芸高田市:公共下水道の経営状況(2015年度)

🏠安芸高田市

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収録データの年度

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経営比較分析表(2015年度)

経常収支比率

収益的収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

単年度の収支を表す「①収益的収支比率」はH27年度が83.12%で、新規加入はあるが人口減少等により収支比率は横ばい傾向となりつつある。施設や設備が一日に対応可能な処理能力に対する一日平均処理水量の割合を表した「⑦施設利用率」や現在処理区域内人口のうち実際に水洗便所を設置して汚水処理している方の割合を示す「⑧水洗化率」は、事業の完成から1年が経過したことによりH27年度ではそれぞれ71.46%、70.52%と徐々に増加しているものの、使用料で回収すべき経費をどの程度使用料で賄えているかを表した「⑤経費回収率」は、中山間地域特性の住居が点在していることから経常費用に対する使用料収入が確保されないため64.46%と低い数値となっている。有収水量1㎥あたりの汚水処理に要した費用を表す「⑥汚水処理原価」は供用開始から間もないため維持管理費の増加に至っていないことから前3年とほぼ近似値で推移している。

有形固定資産減価償却率

管渠老朽化率

管渠改善率

老朽化の状況について

供用開始が平成13年度であるため、現在大規模な施設の更新時期は迎えていない。今後は、長寿命化計画等を作成し、計画的な更新を実施していく必要がある。

全体総括

処理区域内人口が減少する中、経営の健全性と効率性を高めるため、平成28年度中に経営戦略を策定し、加入促進による水洗化率向上及び将来を見据えた使用料改定により使用料収入を確保するとともに、計画的な施設更新と維持管理を実施していく必要がある。

出典: 経営比較分析表,

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