事業・施設概要
| 都道府県 | 兵庫県 | 経営主体 | 香美町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 19,308人 |
| 現在給水人口 | 19,250人 | 給水区域面積 | 15,094ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営の健全性について平成25年度より簡易水道事業を公営企業会計に適用したため、数値が大きく変動している。H26年度を上・簡易水道区域で数値を区分すると①経常収支比率・・上水(99.91)簡水(67.13)②累積欠損金比率・・上水(△41.53)簡水(172.86)③流動比率・・上水(345.58)簡水(33.75)と上水道区域では基準内での経営できている。簡易水道区域では、広範囲なエリアに浄水場や配水池があり、配管延長も長いため、維持経費等の経費がかさむ傾向にある。今後は維持経費等の支出を抑え、計画的な施設改修や管路更新の下、経営を進める必要がある。経営の効率性についてH26年度を上・簡易水道区域で数値を区分すると⑤料金回収率・・上水(93.79)簡水(48.05)⑥給水原価・・上水(149.57)簡水(292.2)⑧有収率・・上水(88.36)簡水(76.19)と、簡易水道区域の効率性が悪い状態にある。⑦施設利用率では上水(44.95)簡水(81.32)と上水区域が利用率が低い数値となっているが、今後簡水区域を上水区域に統合するので、利用率は向上する見込みである。今後は、給水管等の漏水等の早期発見に向け調査業務を行い、有収率向上にむけた対策を検証する。また、人口減少に伴い施設の稼働率が低くなっている。施設の更新時に合わせ、施設の利用形態を検証し、無駄な経費の支出を抑える。
老朽化の状況について
管路の経年化は進行しているが、管路更新計画が立てられておらず、早急な管路更新計画の策定が必要だと考える。平成28年度には、アセットマネジメント(中長期的な維持管理計画)を策定し、計画的な更新計画を検証する。
全体総括
簡易水道区域のエリアが広く地形的に統合が困難なため、施設も多く管路延長も長くなり、経営状況は大変厳しい状況である。上水道区域との経営統合により幾らかはカバーはできているが、今後もより安全な水を供給するためには、維持管理経費の削減にも限界があり、人口の減少や節水思考により給水収益のアップは望めない。今回の分析を踏まえ、経営戦略を策定し、中長期的な収支の見通しをたて、必要であれば適切な料金算定を検証することも視野に入れ、今後の健全経営につなげる。
経営状況
収支構造
総額5.1億円
総額6.6億円