事業・施設概要
| 都道府県 | 兵庫県 | 経営主体 | 上郡町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 14,962人 | 現在処理区域内人口 | 2,830人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,748人 | 現在処理区域面積 | 109ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,300m³/日 | 下水管布設延長 | 60km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率は、61.3%となり前年度と比べて2.74%低下しました。主な要因は、企業債償還金が増加したことです。過去の投資の財源として発行した企業債の償還が増加しており、今後も同程度の金額が続くことが見込まれ、比率は低下する傾向であると予想されます。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体と比較し、低い数値ですが、企業債の増加は下水道事業だけでなく町全体の財政状況に影響があるため、企業債残高については、今後も注視する必要があります。料金水準の適切性を示す⑤経費回収率は、62.29%となり、前年度に比べ1.71%増加しました。前年度と比べ、施設の修繕に伴う維持管理費用が減少したことが主な要因です。今後は、施設の老朽化に伴い、維持管理費用が増加する見込みです。⑥汚水処理原価は、270.36円となり、前年度に比べて7.9円減少しました。前年度と比べ、施設の修繕に伴う維持管理費用が減少し、汚水処理に係る費用が減少したことが主な要因です。今後は、施設の老朽化に伴い、維持管理費用が増加することが見込まれ、汚水処理原価は、上がると予想されます。⑦施設利用率は、62.23%となり、前年度より0.92%増加しました。類似団体より高い数値となっており、施設に余裕がある状態です。⑧水洗化率は、97.10%となり、0.29%増加しました。類似団体よりも高い数値であり、今後も安定的な使用料確保のために水洗化へのPRを行い、接続の推進を図ります。
老朽化の状況について
農業集落排水事業では、近年、管渠の更新は行っていませんが、令和元年度末に最適整備構想を策定します。今後は、この最適整備構想をもとに計画的な施設の保全を行い、個々の施設ではなく施設全体を計画的に最適化することにより効率的な施設維持と長寿命化を図り、既存施設の有効利用に努めます。
全体総括
農業集落排水事業は、計画区域内の整備が完了しており、今後は接続率の向上に伴う使用料の大幅な増収は見込めない状況にあります。また、過去の投資に伴う企業債の償還は増加する傾向にあり、施設の老朽化に伴う修繕費など維持管理に係る費用の増加が懸念されます。今後は、効率的な施設維持と長寿命化を図りながら、経営安定のための使用料の見直しについても、慎重に検討し、健全な経営に努めます。
経営状況
収支構造
総額2.0億円
総額1.2億円