事業・施設概要
| 都道府県 | 兵庫県 | 経営主体 | 上郡町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法非適用 |
| 類似団体区分 | D4 | 行政区域内人口 | 15,698人 |
| 現在給水人口 | 97人 | 給水区域面積 | 234ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①収益的収支比率について、当簡易水道事業は、ほとんどの費用を一般会計繰入金で賄っており、当年度の繰り入れについては、前年度からの繰越金の金額を除いた不足分を繰入れするため、当年度では収益的収支において赤字が生じたことによる。④企業債残高対給水収益比率は非常に高い比率となっており、増加傾向にある。これは、給水区域の一部上水への編入に伴う給水収益の減少等が要因となっている。⑤料金回収率は類似団体と比較して低い水準となっている。これは、給水原価が非常に高額となっており、全ての経費を料金に転嫁することが現実的でなく、料金体系において上水道事業に準じており供給単価が安価になっていることが要因である。⑥給水原価が高額となる理由は、点在する飲料水供給施設の有収水量と比較し、飲料水の水質を維持するための経費が高額なことが要因となっている。⑦施設利用率は低い水準となっており、過疎化による人口減少によるものである。今後の施設更新計画を含めて検討する必要がある。⑧有収率は高い水準を維持しているが、今後においては管路の耐用年数を迎えるため、更新計画を検討する必要がある。
老朽化の状況について
創設時から管路の更新は行っておらず、老朽化が進んでいる。今後の更新事業について、検討していく必要がある。
全体総括
当町の簡易水道事業は、公衆衛生の観点から、町内に点在する山上集落5箇所に飲料水供給施設を整備し、簡易水道事業会計として実施している。山上で生活する限られた受給者へ飲料水の供給を行っているため、類似団体と比較して大きな乖離が生じている。それぞれの集落ごとに水源地、浄水施設、配水池等が整備されており、施設ごとの給水人口が非常に少ないため、運転効率が悪く、上水道事業に合わせた現行の料金体系では施設の運転・維持管理に要する費用を全て賄うのは困難であり、不足する大部分を一般会計繰入金で賄っているのが現状である。今後、管路の更新事業を検討していく中で、当簡易水道事業のあり方についても検討を行う必要がある。
経営状況
収支構造
総額2,691.3万円
総額2,721.0万円