事業・施設概要
| 都道府県 | 兵庫県 | 経営主体 | 上郡町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 15,463人 | 現在処理区域内人口 | 2,937人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,822人 | 現在処理区域面積 | 109ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,300m³/日 | 下水管布設延長 | 60km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
平成28年度単年度の収益的収支比率は、61.81%となり、前年度に比べ△5.07ポイントとなりました。企業債償還が増加したことが大きな要因であり、今後も企業債償還金は増えることが予想され、比率は低下する傾向にあります。企業債残高対事業規模比率は、類似団体と比較し、低い数値ですが、企業債の増加は下水道事業だけでなく、町全体の財政状況に影響があるため、企業債残高については、今後も注視する必要があります。料金水準の適切性を示す経費回収率は、平成28年度単年度では74.39%であり、前年度に比べ18.26ポイント改善しました。前年度と比べ、維持管理費である修繕費が減少したことが要因です。全国平均は上回っていますが、企業債償還は増える傾向にあり、今後も適正な使用料収入を確保できるよう取り組みます。汚水処理原価は、前年度に比べ71.67円減少しており、全国平均よりも下回ったが、今後施設の老朽化による修繕費の増加が見込まれ、汚水処理原価は増加する傾向にある。施設利用率は類似団体、全国平均よりも僅かですが高い数値で、施設処理能力にはまだ余裕がある状況と言えます。水洗化率は、平成25年度以降横ばいであり、処理区域内での人口増加も少なく、新たな接続の大幅な増加は見込めない状況にあります。
老朽化の状況について
農業集落排水事業では、近年管渠の更新は行われていませんが、平成28年度においては苔縄地区の処理場で機能強化対策工事を実施し、施設の延命化を図っています。今後の老朽化対策については、日常生活や社会活動に重大な影響を及ぼす事故発生や機能停止を未然に予防するため、限られた財源の中で効率的かつ計画的な老朽化対策について検討します。
全体総括
農業集落排水事業は、計画区域内の整備が完了しており、今後は接続率の向上に伴う使用料の大幅な増加は見込めない状況にあります。また、過去の投資に伴う企業債の償還は増加する傾向にあり、施設の老朽化に伴う修繕費の増加も予想されます。今後は、経営安定のための使用料の確保が重要になりますが、大幅な料金改定は町民への負担を増やすことになるため、見直しについては慎重に検討し、健全な経営に向けて、最適整備構想を策定し、施設の最適化についても検討していきます。
経営状況
収支構造
総額2.0億円
総額1.2億円